講談社文庫<br> どんまい

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講談社文庫
どんまい

  • 重松 清【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065257289
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

苦労(ピンチ)のあとこそ、チャンスだ!

家族と、仲間と、野球が好きだからーー。
合言葉は、「だいじょうぶ! どんまい(Don’t Mind!)!」

草野球に、人生の縮図あり!
白球と汗と涙の長編小説。

「わたし、水原勇気になりたかったの」ーー離婚後のリスタートで、娘の香織を連れて草野球を始めたアラフォーの洋子だが、やはり現実は厳しい。迎えるチームの面々も、介護や子育てに悩み、リストラに怯え、いじめに傷ついて……。でも、合言葉は「どんまい!」。野球愛と人生への熱いエールに満ちた長編小説。


【ちぐさ台カープ。それぞれの人生。】
洋子(怒れる補欠)……離婚して、娘の香織とともに人生リスタート。
香織(背番号1のマボロシのエース?)……母の思いを背負ってマウンドに立つ中2の少女。
カントク(謎多き老人)……ちぐさ台カープの創立者
ヨシヒコ(3番・ピッチャー)……地元不動産屋のボンボン。野球はうまいが性格に難あり。
将大(4番・キャッチャー)……プロで大活躍する天才投手の元・女房役。
田村(5番・サード)……………故郷に要介護の親を抱える悩み多きキャプテン。
沢松(6番・ショート)…………中2にしてすでに職人気質。彼が無口になった理由は?
ウズマキ(9番・セカンド)……かつての送りバントの達人。いまはフルスイング命の三振王。

内容説明

「わたし、水原勇気になりたかったの」―離婚後のリスタートで、娘の香織を連れて草野球を始めたアラフォーの洋子だが、やはり現実は厳しい。迎えるチームの面々も、介護や子育てに悩み、リストラに怯え、いじめに傷ついて…。でも、合言葉は「どんまい!」。野球愛と人生への熱いエールに満ちた長編小説。

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。’91年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Lara

86
離婚したばかりの洋子が、娘香織(中2)と共に、草野球チーム「ちぐさ台カープ」に入る。野球好きな男たちの中、なかなか上手く行かず、奇跡も起こらない。がしかし、重松作品は、物語を造り上げて読ませてくれる。野球をしながら、職業が異なる人たち、皆それぞれの人生を一生懸命生きていく中、人たちの優しさがにじみ出てくる。ほのぼのしました。2023/08/08

ミッフー

72
無性に重松が読みたくなり、久々本屋に立寄り手にした同本。内容は母子家庭の母と娘が草野球チームに入りメンバーたちとの他愛ない出来事や人となりが描かれてた平和な重松らしい一冊📖いや、こー言うのがええんよ🤣チームメンバー一人一人に物語があり、寂しさや過去の傷心秘めながら草野球に没頭する❗️ほんま野球ってええね😭監督が懐古する1975年のカープ初優勝、当時小5の野球少年だった僕、あの時は凄い盛り上がったよな🤔阪神の帽子かぶってたツレが皆赤ヘル帽子になったんじゃけぇな🤣読後は温かい涙が止まりゃあせんよ😭2022/01/10

ピース

28
離婚した後にいきなり草野球チームに入った洋子、香織の母娘。その二人が野球とチームメイトにいい影響を与えたり与えられたりしながら成長していく。いい話だけど洋子の元夫の英明にはイライラさせられた。洋子さんはこんな男と別れて正解だった。後は香織ちゃんと二人で協力や喧嘩をしながらしっかり生きていってもらいたい。2022/05/11

TAKA

18
チーム以外のコミュニティで苦悩を抱えながら生きている。それでも楽しく生きていられる居場所がちくさ台カープ。 一人一人のチームに対する愛を見て、最後しんみりした。 人生変わりたくないと思っても、どこかで変わらないといけない。それが運命。 洋子にはほとんど共感出来なかったけど。プライドなんて捨ててしまえばいいのにって何度も思った。2023/12/19

流石全次郎

18
水島新司の漫画「野球狂の詩」に登場するプロ野球の女性投手、水原勇気から始まった物語。草野球チームに参加している選手や監督達の不器用でままならない日常、野球をとおした自己主張あるいは自己表現、抱え込んでる課題。「野球狂の詩」は水原勇気の他、「東京メッツ」の一人、一人の選手達のドラマを掘り下げた漫画だったので、重松清さんの「野球狂の詩」へのオマージュかなとも思いました。本日一日で一気読み。草野球チーム結成は広島カープの初優勝がきっかけにもなっていて自分の中に余韻も深く残る一冊でした。2021/11/10

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