出版社内容情報
40歳、独身、フリーライター。「喪失の世代(ロスジェネ)」と言われるけれど、どんな世代もそれぞれの喪失(ロス)を抱えて生きている。再び妻と暮らしたい73歳。突然やくざライターに転身した同級生40歳。普通に憧れる漫画家30歳。仙人志望の15歳。目を背けてきた喪失(ロス)と向き合い僕がみつけた「希望」は。文庫化に際し『ロス男』改題。
幸福って、なんだ?
幸せとか、愛とか、希望とか。
大切なことはどうして曖昧なものばかりなんだ。
答えろ、誰か。
本当の人生を起動したい。
希望を抱かぬ者は、失望することもない ーーバーナード・ショー
若い時、人生はカネだと思った。いま歳を取って、それが真実だと知った ーーオスカー・ワイルド
若い時、人生はカネだと思った。歳を取って、なにがなんだか分からなくなった ーーカンちゃん
内容説明
40歳、独身、フリーライター。「喪失の世代」と言われるけれど、どんな世代もそれぞれの喪失を抱えて生きている。再び妻と暮らしたい73歳。突然やくざライターに転身した同級生40歳。普通に憧れる漫画家30歳。仙人志望の15歳。目を背けてきた喪失と向き合い僕が見つけた「希望」は。
著者等紹介
平岡陽明[ヒラオカヨウメイ]
1977年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2013年『松田さんの181日』(文藝春秋)で第93回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。’20年『ロス男』が吉川英治文学新人賞の候補になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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