講談社文庫<br> ガラスの麒麟 (新装版)

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講談社文庫
ガラスの麒麟 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065249727
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

17歳の女子高生、安藤麻衣子が通り魔に刺殺された。その同級生・直子を娘に持つ野間は、童話雑誌で挿絵などを描くイラストレーターだ。彼がこれから絵を手掛けようとしていた雑誌への応募作『ガラスの麒麟』の、安藤麻衣子は投稿者でもあった。事件の日から娘・直子は、安藤麻衣子が乗り移ったかのようなことを口走ったりして学校へ行かなくなる。心配な野間は安藤麻衣子の葬儀で出会った養護教諭の神野に娘のことを告白する。神野は、直子のことを知り安藤麻衣子のことにも詳しい女性だった。とびぬけて美しく、すべてに恵まれていた麻衣子の何が死を招き寄せたのか。彼女の書いた『ガラスの麒麟』のように、精一杯首を伸ばし背伸びして、だからとても不安定で壊れやすく細やかな少女たち。その心理を温かく描き、六つの物語を通じて真相に近づいていく連作ミステリーの傑作! 日本推理作家協会賞受賞作。

内容説明

十七歳の高校生、安藤麻衣子が通り魔に刺殺された。同級生の直子は言動がおかしくなり、父親の野間は養護教諭の神野に相談する。神野は二人のことに詳しい先生だった。美しくて頭もよかった麻衣子の何が死を招いたのか。閉ざされた心理を描いて真相に迫る連作ミステリーの傑作。日本推理作家協会賞受賞作。

著者等紹介

加納朋子[カノウトモコ]
1966年福岡県生まれ。’92年『ななつのこ』で第3回鮎川哲也賞を受賞して作家デビュー。’95年『ガラスの麒麟』で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)、2008年『レインレイン・ボウ』で第1回京都水無月大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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Nyah

50
美しい女子高生、安藤麻衣子が通り魔に刺殺された。彼女は『ガラスの麒麟』という絵本原稿を雑誌に投稿しており、同級生野間直子の父は挿絵イラストレーターとして絵を描こうとしていた。事件から直子は麻衣子が憑依したかの様な事を口走っていた。葬式で会った養護教諭の神野は麻衣子や直子についてもよく知っていた。学校でのこと、動物が傷付く事件、麻衣子の幽霊の噂、麻衣子を騙る卒業生への手紙、六つの物語を通じて真相に近づいていく。/加納さんだし、もっと不思議系かと思えば、いきなり殺人。不安定な高校生達と神野先生の関係がいい。2021/10/26

papako

38
本当に再読?最近こればっかりだ。新装される前の表紙がいまいち内容にあってないなとは思ったけれど、こんなにも記憶がないとは!加納作品の初期のものはちょっと古くさい言い回しが気になるのだけど、これはそれほどでもなく読めた。しかし絵本くらいしか覚えていなかった。殺されてたとか動機とか登場人物とかすっかり忘れて、楽しんで読めました。ま、楽しんだからいっか。前の感想では表紙がぴったりって書いてた。だめね、私。2025/04/13

ムーミン

31
加納朋子さんがミステリーを書いたらどうなるのか。興味津々で手にとって、読み始めたら最後まで読み続けてしまいました。やっぱり加納朋子さんでした。2022/05/05

マッちゃま

18
購入してから随分と積んでいました(苦笑)美しく頭も良かった女子高生 安藤麻衣子が通り魔に刺殺される…そこから始まる、日本推理作家協会賞 受賞の連作短編集。今まで僕が読んだ加納さんの作品から、なんとなくイメージが合わず食わず嫌いしてました。連作の1作目も単品として読むと非常に優れたミステリだと感じたものの何故か読むペースが上がらないままでしたが、2作目を読み終えた頃から本書の狙いにワクワクしてしまいペースが上がりました。個人的には3作目の「ダックスフンドの憂鬱」が好き。最終話もドキドキが堪りませんでしたよ♪2023/01/09

クキモン

17
複雑な女子高生の心理をきめ細かく描いています。ミステリーとしては上質で一気読みでした。2023/08/29

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