エール―名もなき人たちのうた

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エール―名もなき人たちのうた

  • 朝倉 宏景【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 講談社(2021/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065248782
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「申し訳ないが・・・」
窪塚夏樹、24歳。元プロ野球ピッチャー、元年俸500万円。
突然球団から戦力外通告を受けた夏樹は、決死の思いで合同トライアウトに挑むが、待てど暮らせど連絡は来ない。
専業主婦の妻、3歳の息子。おまけに母親が若年性アルツハイマーにかかり、実家も頼れない。
ヤバい、人生積んだ、そう思いかけたとき、夏樹に唯一救いの手を差し伸べてくれたのは、居酒屋を経営母体にした
社会人チームだった。昼まで練習、夕方からは居酒屋勤務、慣れない仕事に四苦八苦しながらも、あたたかく迎えてくれた
チームメイトと監督とともに都市対抗野球出場を目指しながらプロ復帰を狙う夏樹。
もしかして、ひょっとして。腐りかけた心に希望が芽生え始めた夏樹。ところが、そんな彼らに「コロナ禍」という未曽有の災いが忍び寄る。

悔しくても、悲しくても、負けたく、ない。
コロナ禍で苦境に立たされた元プロピッチャーの迷いと再生を描く、居酒屋社会人野球小説。
やりたいことができないもどかしい思いを抱くすべての人に届けたい、応援歌!


内容説明

都市対抗野球は大人の甲子園!元プロ投手、ドラフト間近の外国人、現役超高齢監督―全員、本気。挑戦し続けるチームだけが辿り着けるあこがれの舞台。「夢をみつづけて何が悪い」『あめつちのうた』が話題の著者による再挑戦の物語。

著者等紹介

朝倉宏景[アサクラヒロカゲ]
1984年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。2012年『白球アフロ』(受賞時タイトル「白球と爆弾」より改題)で、第7回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。2018年『風が吹いたり、花が散ったり』で第24回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

175
戦力外通告を受け、飲食店経営の社会人野球チームに入って再度、プロ野球に挑戦する窪塚夏樹の再生物語。ベタな話であるがなかなかの面白さ。野球しか知らない夏樹。プライドが邪魔したり、人とぶつかりながらも、変わっていく姿は微笑ましい。夏樹は良い人に恵まれたね。そして、様々な試練。とくにコロナ禍という試練は、選手達の不安といったら尋常ではないだろう。それでも前向きな選手達。知恵を絞り、目標に向かう姿は美しかった。コロナに負けない選手達の頑張る姿に勇気をもらえた気がする。コロナの終息を願うばかりだ。2022/04/30

おしゃべりメガネ

112
社会人野球のお話。こちらの前に読んだ『あめつちのうた』があまりにも良すぎたので、こちらの良さがすっかり薄まってしまったかも。読む順番が逆ならもう少し違った印象になったと思います。プロ野球を戦力外とされ、社会人野球の居酒屋チェーン主体チームでプレイするコトになったピッチャー「夏樹」はメンバーや従業員、お客様と衝突しながらも少しずつ自分が変わり、違ったキモチで野球に取り組むコトに。間違いなく面白いのですが、池井戸さんの『ルーズベルト~』を読んじゃってると、どうしてもあのアツいキモチは越えられなかったかなと。2023/01/17

ゆみねこ

87
突然球団から戦力外通告を受けた窪塚夏樹。トライアウトに挑むがどこからも声はかからず。夏樹に救いの手を差しのべたのは社会人チーム・トクマルホールディング=居酒屋「徳丸水産」野球部。社員として働きながら野球を続けるが、野球しかしてこなかった夏樹には戸惑うことばかり。そんな彼らに容赦なくコロナ禍が襲いかかる。目指せ都市対抗野球・東京ドームの晴れ舞台。その先に待つプロへの道。面白かった。2022/11/17

やも

78
プロ野球から社会人野球の道へ歩みを進めた夏樹。方向転換した道は金銭面に上下関係にとシビア。さらにはコロナと母親のアルツハイマー発症も重なり、夏樹は毎日必死だ。積み上げた信頼が崩れたり、捨てるしかないプライドだったり「この道が本当に自分の道なのだろうか…」と夏樹は悩む。良くも悪くも熱血漢で、瞬間湯沸かし器になりやすい夏樹にハラハラもしたけど、だからこそ成長が分かりやすく読めた。支え合うこと、楽しむことの大切さが時事問題と絡まってリアルに伝わってくる。大人の青春にエールを送りたくなる1冊。★4.52022/03/01

ma-bo

76
若くして戦力外通告を受けた夏樹が、トライアウトで声をかけられたのは、居酒屋チェーン店の社会人野球チーム。常連客や仲間、監督、家族さらに店長、社長に支えられ成長していく姿と、コロナ禍に立ち向かう飲食店の現実。著者の作品は甲子園の阪神園芸をモデルに描いた「あめつちのうた」に続いて2作目です。2021/11/24

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