賭博常習者

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  • サイズ 46判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065245606
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「百万円を二百万円にするのはたやすい」
そう嘯いて他人様の懐に平気で手を突っ込み、
意表を突いたケントク買いで万馬券を掴み取る――。

ギャンブルの神様に魅入られた、“ろくでなし”の自伝的長編小説

「30年前の新人が、新人のまま現われた。
馬とデラシネの日々と、ギャンブルの陥穽と
黄昏の中に立つ影に、活路はあるのか。
この小説の放逸な人生の底にあるのは、書くという行為の業である。」
――北方謙三

「破天荒なこの男の物語世界はくやしいほどにまばゆい。
映画の嘘を凌駕した凄味があるからだ。
こいつとは簡単につき合わないほうがいい。」
――高橋伴明(映画監督)


 ショウコから百万円を受け取り、(福島競馬場のメインレースの)3枠6番のソウルスピリッツの複勝に張った。
「見ていろ。6番の馬が三着にくれば金になる」
 ショウコは府中の馬場をふりかえって戸惑う。
「どういうこと? 馬、走ってないじゃない」
「ここのレースじゃない」
(中略)
 しばらくして東京競馬場の帯で束ねられた百万円が七束と、端数の三十万円を受け取る。JRAの手提げ紙袋にそれをしまってもらった。
 ショウコはその場にへたり込んで紙袋に手を突っこみ、札束を数えながら、泣いた。
「なんで……なんでこんないい加減な男が簡単にお金を作れちゃうのよ……」
――本文より


内容説明

ギャンブルの神様に魅入られた“ろくでなし”の自伝的長編小説。

著者等紹介

園部晃三[ソノベコウゾウ]
1957年、群馬県生まれ。90年、「ロデオ・カウボーイ」で第五十四回小説現代新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

rosetta

27
★★★★☆うん、面白い。現代の無頼派だな!博労の娘である母親と生産牧場を経営している叔父が身近にいたら競馬に興味を持つのも当然だろう。高校で家を離れるとドロップアウトして競馬場に入り浸り厩務員や調教助手らと仲良くなりスナックのバーテンになる。やがてアメリカに渡りカウボーイの真似事も。帰国して乗馬倶楽部のオーナーになりそこそこ成功するも馬券に嵌り不義理を重ね全てを失う。全く読むのは面白いが傍にいて欲しくない人間の屑である。ラストで故郷に帰って来る所は自分を美化しすぎと思うが、ジンとくる。2021/12/21

ドッケン

17
障害一ギャンブラーの激しい生涯が描かれており、憧れますが全く真似できないなぁと思いました。2024/05/11

ソングライン

16
競馬の醍醐味は一瞬で神になれること、しかし簡単に人生の敗北感を味わうことができるのも真実。中学生の時から地方競馬場に入りびたり、高校生になりカウボーイに憧れ、アメリカに留学する。帰国後乗馬クラブの経営に成功するも、若者の万能感と強運を頼りに競馬に溺れて行く主人公。競馬に負け、借金を作り、妻と離婚、アメリカでの経験を書にし新人文学賞を貰うも、再び馬券生活に落ちて行きます。両親、愛する女性、友人を失くし孤独の中、中年となった今日も競馬場に立つ男の人生、人のために生きることのない虚無の道に呆然です。2021/11/28

imagine

14
本の雑誌で、北上次郎さんが年間ベストの中に挙げていた必読本。久々に興奮。競馬という博奕の、恍惚と虚無にどっぷり浸かることができた。さらに任侠、酒、アメリカ、車、バイク、女達、仲間の死…。現実から脱出したい男には、これ以上ないシチュエーションが次から次へと登場。バーチャルとは違う、活字による想像力で生まれる、放蕩人性の疑似体験。p.78「四コーナーをまわって馬群がぐっと凝縮した。」この描写の切れ味は、同じ光景を何千何万回観てきた者が到達する境地。中央競馬ではなく、地方競馬を舞台にしているのが大変良い。力作!2022/06/16

ますずし

7
あれぇ、意外と読まれていないんですね。新聞の書評にも取り上げられてたけどなぁ。まぁ、ろくでなしの自伝的小説ですから、嫌な方にはとんでもない話なんでしょうが、憧れますねぇ。結婚するまでは、「俺の空」みたいな生き方だし。そのあとはひどいけど。それでも生きていて、こんな小説を書けるんだから、天才っているんですなぁ。真面目に生きてるのが嫌になりますよ。でも、おもしろかったなぁ。2021/12/12

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