出版社内容情報
さかなクン[サカナクン]
著・文・その他
内容説明
トラック、妖怪、タコ、そしてお魚!ずっと大好きなものに夢中になりつづけてきたさかなクン。まわりにはいつも見守ってくれる人たちがいました―。「幼魚」時代から学生時代、そして現在まで、魚や生きもの、そして人々との出会いを語った初の自叙伝!小学中級から。
目次
好きになると一直線
はじめは「トラッククン」
ダンプトラック
ゴミ収集車の楽園
「トラッククン」から「妖怪クン」へ
運命の落書き
タコ!タコだったんだ!
本物だあ!
頭の中はタコだらけ
生きてるタコに会いたい〔ほか〕
著者等紹介
さかなクン[サカナクン]
東京都出身。東京海洋大学客員准教授・名誉博士。お魚の生態や料理法など魚類に関する豊富な知識で、2001年1月TBS系列「どうぶつ奇想天外!」に出演。2010年には絶滅したと思われていたクニマスの生息確認に貢献。さらに海洋に関する普及・啓蒙活動の功績が認められ、「海洋立国推進功労者」として内閣総理大臣賞を受賞。2011年農水省「お魚大使」、2021年外務省「海とさかなの親善大使」などを務め、『朝日小学生新聞』にて「おしえてさかなクン」コラムを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
63
なるほど、今のさかなクンがあるのは、こんな時間と人との出会いがあったからなんだなあ~。一見、遠回りのようであっても、実は、そうでないこともある。自分自身が楽しさを感じ取れることがベースにあるから、今も、続いているんだと思う。2024/04/02
booklight
49
さかなクン、思っていたよりも普通の人だった。そしてお母さんがすごいですね。さかなクンの興味に全力で付き合って、家中を水槽だらけにしたり、アルトサックスをへそくりで買ってあげたり、さかなクンの水洗いして水っぽくなった刺身を何も言わずに食べ続けたり。ここまでしないと花開かない才能だったと思うけど、そこまでよくやりきったなぁ。さかなクンも勉強はからきしで、水産大学に行きたかったけど専門学校に行くあたりがリアル。偶然が重なってイラストレータに、から更に「さかなクン」に。色々チャレンジして、そのうちの一つが花開く。2023/08/12
ケ・セラ・セラ
26
幼少の頃から、好きになると止まらなかったさかなクン。絵を描くことが幼い頃から大好きで、じっくり観察し、とことん調べて知識を増やしていく。その先に今がある。魚に夢中で勉強が疎かになっていても「あの子は魚が好きで、絵を描くことが大好きで、それでいいんです」と、担任の先生に言ってのけ、背中を押していたお母さんが凄い。お母さんがとにかく刺さった。なかなかできることじゃない。2023/01/25
吾亦紅
23
読み終えてスタンディングオベーションをしたい気分。さかなクンに、さかなクンのお母さんに、そしてさかなクンに関わったすべての人に。2023/07/16
ちぃ
21
最初から魚が好きだった訳じゃないんだなー。お母さんすごい。2023/07/04
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