貝に続く場所にて

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貝に続く場所にて

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  • サイズ 46判/ページ数 151p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065241882
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

文芸一般;文芸一般;芥川賞候補;群像新人文学賞;

内容説明

コロナ禍が影を落とす異国の街に、九年前の光景が重なり合う。静謐な祈りをこめて描く鎮魂の物語。第64回群像新人文学賞、第165回芥川賞受賞。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

260
第165回芥川龍之介賞受賞作&候補作第一弾(1/6)は、受賞作一つ目です。芥川賞らしい作品ですが、高尚な宗教画を見せられているような雰囲気で、私の心には響きませんでした。本作ともう一つの受賞作の二つが頭抜けているとの論評でしたので、「彼岸花が咲く島」に期待します。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003538722021/07/19

みっちゃん

171
作者は宮城県生まれ、現在はドイツに在住との事。2つの地点が何かの回路で繋がっている、という啓示を受けたのだろうか。小さな街ゲッティンゲンに現れたのは、震災で行方不明になっている知人。間違いなく死者であろう。彼の出現によって、街は生者と死者、過去と現在が重なりあい、その境界が曖昧になっていく。ドイツ芸術に疎い私には読み取れない事ばかりだが、淡々とした文章からは登場人物達の、やり直す事のできない過去への深い後悔と悲しみを感じ取れた。だから、わからないながらもあのラストシーンの印象は長く心に残るような気がする。2021/09/22

パトラッシュ

156
大震災を生き残った罪悪感を抱えてゲッティンゲンに暮らす日本人が、津波で行方不明になった知人の幽霊が現れたのをきっかけに震災に関する記憶の距離感を感じるようになる。大混乱だった津波被害現場を知らず、今は遠い欧州にあって記憶の厚みを失いつつあると。ドイツでもナチスによるユダヤ人迫害の傷跡が残るが、コロナ禍で日常生活を奪われた現代人の惑いと不安もあって記憶が遠ざかるばかりなのだ。不条理な災厄で犠牲となった人びとを、巡礼の象徴である貝を通じて結びつけるやり方は巧みだが、この複雑怪奇な文体は読まれるのを拒むようだ。2021/09/05

美紀ちゃん

145
芥川賞受賞。 初めから不思議すぎる。 ん?どういうこと?幽霊なの?ととても気になった。 コロナ禍の話も書かれているし、東日本大震災の話でもある。 その震災で行方不明の友人がドイツに訪ねてきたのだが。 月沈原→ゲッティンゲン。美しく寂しげな漢字の組み合わせ。 惑星の小径も気になり画像検索した。素敵。 ドイツのコロナ禍の様子もわかる。 時間を間違えているような違和感。 トリュフ犬が拾ってきたもの。 貝の晩餐会。 何度もどういうこと?ってなるのが、いかにも芥川賞らしくて良かった。2021/08/14

遥かなる想い

137
第165回(2021年)芥川賞。 奇妙なほど 静かな物語である。 東日本大震災から九年の日々を ドイツから 描く…時と場所の距離が かつての友人を 語る勇気を与えるのだろうか… 海に飲み込まれたまま 見つからない野宮を 霊として 蘇らせて あの時と場所を 想う。ひどく 純な瞑想の物語だった。2021/09/01

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