「人権」がわからない政治家たち

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

「人権」がわからない政治家たち

  • 小林 節【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 日刊現代(2021/05発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 65pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月19日 13時33分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065241554
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

出版社内容情報

「憲法とは国の目指す形を明示するものだが、何よりも権力者を統制するもの」――-。
いま、この民主主義国家、法治国家の基本原則があからさまな形で破壊されつつある。明らかな不法を指摘されても、平然と嘘をつき居直る政治家。その嘘を「忖度」し、あろうことか公文書を改ざん、あるいは隠匿しても「知らぬ、存ぜぬ」を貫き通し、さらにその嘘が露呈しても何ら恥じることのない官僚たち。そして、新たに事実が明かされた政治家、その家族と官僚との不法な関係……。また、コロナ禍によって国民の健康が脅かされている現状にも的確な対応ができていない政治……。日本憲法ではっきりと定められた「国民主権」はいったいどこへ行ってしまったのか。
こうした現状を前に、第一線の憲法学者である慶應義塾大学名誉教授小林節氏は、「法とは何か」を明快な論理で解き明かしながら、現在の劣化した政治家・官僚の欺瞞性、不当性を暴き出し続けてきた。
本書は、2017年7月から2021年4月まで、小林節氏が『日刊ゲンダイ』の連載記事「小林節が斬る!」において展開してきた主張に、大幅な増補を加え、単行本として編集したものである。
1. 無知と矛盾に満ち溢れた自民党の改憲論 
2. うやむやのまま放置された森友・加計、そして「桜を見る会」 
3. 表現の自由、性差別問題、カジノ問題、日本学術会議問題の本質的理解を欠いた政治家たち 
4. 対抗勢力として機能しない野党 
5. 安倍政権が残した間違いだらけの「自衛隊加憲論」 
6. 主権者として知っておくべき憲法の基礎知識

●なぜ、安倍氏は平然と嘘をつくのか? ●「教育勅語」の活用など、正気の沙汰ではない ●「大学の自治」を理解しない自民党文化族議員 ●嘘の改憲キャンペーンをやっている自民党 ●「改憲派」の嘘と無知 ●「国民主権」か「国家主権」か? ●安倍前首相の的外れな改憲論 ●嘘と矛盾の自民党「9条改憲」提案 ●国会には疑惑を解明する義務がある ●まずは現行憲法を守ってから言え ●大相撲の女人禁制は憲法違反ではないか ●「セクハラ罪はない」という大きな勘違い ●教員の「良心の自由」を委縮させる最高裁判決 ●記者は紛れもなく「主権者国民」の代表だ ●憲法が要求している2人の障害者議員の公費支援 ●政治家も宗教家も「政教分離」の意味がわかっていない ●自由と民主主義に反する「日の丸損壊罪」 ●「議員の世襲は当然だ」の不当性 ●民主主義国家は連帯して中国をいさめるべき ●まったく理解されていない「文民統制」 ●「LGBT支援は必要ない」という暴論 ●表現の自由を理解できない「嫌『反日』」論者 ●学問の自由がわからない菅首相 ●横浜市のカジノ誘致は憲法違反だ ●「記憶にない」は自白と同様である ●「記憶にない

内容説明

ストップ!「無知」と「無恥」の法破壊。

目次

第1章 無知と矛盾の自民党改憲論―「基本的人権」と「国民主権」を破壊する政治を許してよいのか
第2章 「基本的人権」と「国民主権」を忘れてはならない―「憲法問題」はわれわれの日常生活のどこにでもある
第3章 劣化する政治家と劣化する官僚―政治と官僚の正しい関係はどういうものか
第4章 「憲法壊し」と「法破り」の政治にNOを―国民、そして野党勢力はどうすればよいのか
第5章 「平和主義」を破壊する勢力の嘘に騙されるな―「自衛隊加憲論」は間違いと危険性に満ちている
第6章 憲法の「改悪」をさせないために―主権者として知っておくべき憲法基礎知識19

著者等紹介

小林節[コバヤシセツ]
1949年、東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、法学博士。現在、慶應義塾大学名誉教授、弁護士。ハーバード大学ロー・スクール客員研究員、慶應義塾大学教授、北京大学招聘教授、ハーバード大学ケネディ・スクール・フェローを務めた。オトゥゲンテンゲル(モンゴル)名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワシじゃ

1
本のタイトルは『政治がわからない学者たち』の方がしっくりくる。 政治家には国民の生命・財産を護る責任が伴うもの。一方で学者は学門に忠実であるべきで、両者が同一線上で比較され、批判される事に違和感もある。 著者の特に与党議員に対する差別的な発言(最高の権力を握る人間どもは)が自身の権威を自ら貶めて残念である。『憲法護って国滅びる』で在ってはならない。2022/06/10

釜煮蕎麦

1
簡潔で分かりやすい。2021/10/25

ネコ

1
菅首相が首相失格であること、立憲民主党の支持率がなぜ上がらないか、自民党の憲法改正案が欺瞞に満ちていること、共産党の目指すところがロシアや中国の共産主義とは全く別のものであることなど、明快に述べられている。2021/09/28

TorysGirly

0
日刊ゲンダイでの連載の再掲だとかで、まとめて読むと重複部分も多いし発表年月日も書いて無くてその変は不親切だなぁと。一番空しいのは本来この諫言をきくべき政治家たちの殆どが読まないんだろうなぁという所。9条改憲問題については「海外派兵を可能とする」か「専守防衛」に徹するかの二者択一である構図を明確にせねばならないと。2022/07/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17895521
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品