講談社文庫<br> 碆霊の如き祀るもの

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講談社文庫
碆霊の如き祀るもの

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  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065238172
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

碆霊様を祀る、海と断崖に閉ざされた強羅地方の村々。その地を訪れた刀城言耶は、村に伝わる怪談をなぞるように起きた連続殺人事件に遭遇する。死体に残された笹舟。事件の現場となった”開かれた密室”の謎。碆霊様が遣わすという唐食船とは何なのか。言耶が真相にたどり着いたとき、驚愕の結末が訪れる。

”碆霊様”は何を祀る?
”唐食船”の正体とは?

海辺の寒村に伝わる四つの怪談。
怪談をなぞり起こる連続殺人事件。
数多の謎に、刀城言耶が挑む。

死体に残された笹舟。”開かれた密室”。
刀城言耶の訪れる先で、またも不可解な事件が起こる……


内容説明

碆霊様を祀る、海と断崖に閉ざされた強羅地方の村々。その地を訪れた刀城言耶は、村に伝わる怪談をなぞるように起きた連続殺人事件に遭遇する。死体に残された笹舟。事件の現場となった“開かれた密室”の謎。碆霊様が遣わすという唐食船とは何なのか。言耶が真相にたどり着いたとき、驚愕の結末が訪れる。

著者等紹介

三津田信三[ミツダシンゾウ]
編集者を経て2001年『ホラー作家の棲む家』(講談社ノベルス/『忌館』と改題、講談社文庫)で作家デビュー。2010年『水魑の如き沈むもの』(原書房/講談社文庫)で第10回本格ミステリ大賞受賞。“刀城言耶”シリーズ(原書房/講談社文庫)。第三長編『首無の如き祟るもの』は『2017年本格ミステリ・ベスト10』(原書房)の過去20年のランキングである「本格ミステリ・ベスト・オブ・ベスト10」1位となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

62
まず語られる江戸時代から戦後にかけての四つの怪談。なぞるように起きた殺人事件は怪談殺人事件と仮に呼ばれるが。ミスリードだろうなとは思うものの、薄気味悪く纏わり付く肌感覚に呑み込まれてしまう。貧しく過酷な漁や非道なまでに困難な山道、迷宮の様な竹藪、そして長い永い夜道。一人で体験するには過酷過ぎる環境に怪異が待ち受けるのだ、厭過ぎるよ。この巻の半分はこの恐怖体験に集約されているんじゃないかな。勿論、二転三転四転五転する刀城言耶の推理も魅力的だが、強羅地方という閉ざされた土地と、閉ざされていない密室での(続)2023/06/24

雪紫

59
文庫にて再読。個々の怪談見立て殺人の謎は正直小粒・・・あくまで、そっちの方はだけどな!! 碆霊様、唐食船の真相やそれが導き出す最終的な終末は覚えてても震える。御堂島警部には後々話した方がいいと思うよ・・・。そして祖父江は本当にホラーブレイカー。「水魑」の時から思ってたけどクロさんと3人で長編出ずっぱりだったらどうなることやら・・・。2021/07/14

koma-inu

39
刀城言耶シリーズ長編7弾。今回は4つの怪談話に始まる。100頁ありますが、飽きさせないのがさすが。その後は言耶と祖父江のドタバタコンビが村に入るが、意外とホラー度は少なめで、4つの密室殺人に挑む。終盤は怒涛の70個の謎の提示、多重解決、そして真相・・このパターンは、ありなのか??本シリーズには珍しく、若干の脱力系。70個の謎は解けたのかな。その中では、第一の餓死トリックは、竹林の迷宮ならではで、ピカイチ。そして終章の結末は、完全にホラー、うう、これは怖い・・。2025/05/07

らすかる

35
待ってました刀城言耶シリーズ。またしてもすごい分厚さ、はじまるまでの長さ。決してつまらない訳ではないのに睡魔が襲ってくるのは呪いなのかってくらい寝落ちします💦 今回は展開があまりないので特に。。個人的には刀城と祖父江のやりとりがあるだけで大満足😋 2021/07/24

おうつき

25
最初に語られる四つの階段で、いやが応にもその後の展開を期待してしまう。このシリーズは舞台の地理関係を把握するのに苦労する事が多いが、今作は事件の舞台の範囲が広いこともあって、ざっくりした認識で問題なく読み進められた。一番期待していた第一のトリックは少し拍子抜けだったが、事件全体の構造は面白かった。恐怖という点では他の作品に軍配があがるが、民俗学的な部分とミステリーの噛み合わせの巧みさは流石。2021/09/05

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