人間であることをやめるな

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  • サイズ B6変判/ページ数 162p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065235522
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0021

目次

墨子と龍馬と
明治の将星のリアリズム―名言『坂の上の雲』
石橋湛山と言論の自由
昭和天皇の懊悩と歴史探偵の眼
人間であることをやめるな

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年東京向島生まれ。15の年に東京大空襲に遭遇、九死に一生を得る。東京大学を卒業し、文藝春秋に入社。『週刊文春』『文藝春秋』などの編集長、出版局長、専務取締役を歴任。退社後本格的に作家活動に入り、昭和史研究の第一人者、「歴史探偵」として知られる。2021年1月12日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

94
今年一月にお亡くなりになった半藤さんを偲ぶ。「坂の上の雲」と司馬史観、理念を貫いた石橋湛山、「実録」で明らかになった昭和天皇の真相、「風立ちぬ」で日本人に警鐘を鳴らした宮崎駿監督の四つの文章が収録されている。バラバラのテーマの寄せ集め編集ではあるが、「歴史に学ぶ」という半藤さんの思いが迸る熱い文章である。「天に意思がある。…天が…若者を地上にくだし…惜しげもなく召しかえした」という「竜馬がゆく」の冒頭の文章が「墨子」だと初めて知る。そして、半藤さんの最期の言葉は、「墨子を読みなさい」だったと言う。2021/08/19

keroppi

88
「人間であることをやめるな」というタイトルから、半藤一利さんが一体どういうことを書いていたのかと思い読んでみた。司馬遼太郎の作品を取り上げながら、歴史的事実と照らし合わせて当時の人物を見つめたり、昭和天皇を見つめたり。最後は宮崎駿。人間であることは、困難の最中にあって、じっくり考え、前に進むことか。それは歴史上に見られるということか。今、コロナ禍にあって、どう「人間である」べきか問われているようだ。#NetGalleyJP2021/04/27

まちゃ

65
2021年1月12日に永眠された半藤一利氏の数多くの文章や講演のエッセンスを集約した一冊。昭和史研究の第一人者の「歴史に学べ」という訴えが、強く心に残りました。【本書の内容】墨子と龍馬と/明治の将星のリアリズム--名言『坂の上の雲』/石橋湛山と言論の自由/昭和天皇の懊悩と歴史探偵の眼/人間であることをやめるな2021/09/29

ふぇるけん

22
半藤氏の本を読むともっと歴史を学ばねば、という気持ちにさせられる。日露戦争後に勝利に浮かれ、都合の悪いことは隠蔽し、きちんと総括しなかったことが昭和の「夜郎自大」な方向に向かってしまった、ということが身にしみた。同じことは太平洋戦争に関しても言えるのではないか。『悲惨な戦争を二度と繰り返さない』というスローガンだけで、日本を戦争に引きずり込んだ責任は誰にあったのか、ここまで犠牲を払う前に引き返す道はなかったのか、徹底的に議論することが必要ではないか。2022/08/23

spatz

18
2021/1/12長逝とのことで、緊急追悼の意味を持つ書。日本史をもっと知らねばと改めておもわせる。坂の上の雲をひきながら、一語一句を読みこなし、沢山の文献にあたり、そして思考する、細部に神宿る、がせまる、すごい方だったのだなと。坂本龍馬、日露戦争、昭和天皇のお考え、東洋経済の講演のつながりからか、石橋湛山(知りませんでした)、そしてタイトルは宮崎駿 に関してのエッセイ。心打たれました。日本史知らないときついかも、はあるが、日露戦争のことなど、歴史は繰り返す?とか歴史から学べよ感。#NetGalleyJP2021/05/29

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