5文字で百人一首

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5文字で百人一首

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  • サイズ 46判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065232101
  • NDC分類 911.147
  • Cコード C8095

出版社内容情報

〇内容紹介
百人一首は、学校で大会があったりマンガの題材になったり、目にする機会も多いけど、
100個もあるし、昔の言葉でどういう意味なのかわかりにくいし、覚えるのが大変……。
そんな百人一首を、現代風に、くすりと笑える「5文字」にしてみました……!
とっても楽しくわかりやすい、新たな百人一首の教養本!

元の歌→訳→意訳→五文字 の四段階の訳+直感的にわかるイラストで、うたの意味を想像しつつ、
かわいいネコちゃんが、歌の内容を、話したくなる豆知識とともにゆる~く解説!

歌の詠まれた場所マップ、改めて理解する機会がなかなかない「枕詞」「序詞」「掛詞」のちがいや、昔使われていた月や時間帯を一覧にした知識コラムもあって、「序詞ってなに?」「どこで詠まれた歌なんだろう?」「有明の月ってなんだったっけ?」「歌を詠んでいる人同士の関係性は?」といった疑問も一挙解決!


*たとえば、あの有名な「ちはやふる~」の百人一首を5文字であらわすと……?
→「空前の紅葉」
※元の歌「17.ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」→訳「神々の時代の話としても聞いたことがありません。竜田川の水が唐紅色にくくり染めされるなんて」→意訳「こんな見事な紅葉は、今まで無かった」→「空前の紅葉」

ネコちゃん解説
<神様の時代にもなかったぐらい、竜田川が紅葉でいっぱいになったという歌。紅葉の屏風絵の前で想像で詠んだもの。
「ちはやぶる」は「神」にかかる枕詞。「水くくる」の意味は、「水を絞り染めにする」と、「水が紅葉の下を潜る」の二つの説がある。とにかくすごい紅葉だ。「紅葉」と言わずにそれを表現しており、聞く人の想像力を試される歌でもある。落語やマンガのタイトルになったりして、百人一首の中でも何かと有名。
作者の在原業平は、歌が上手ですごくもてた。物語の主人公のモデルにもなった。>

ほかにも……
「2.春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山」→「洗濯日和だ」
「12.天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ」→「アンコール」
「21.今来むと いひしばかりに 長月の 有明けの月を 待ち出でつるかな」→「この嘘つき」
「33.ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」→「桜散るの早」
「60.大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立」→「不正は無い」
「78.淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝ざめぬ 須磨の関守 」→「鳥うるさい」

『ちはやと覚える百人一首』著者あんの秀子氏 解説

内容説明

日本人の教養として知っておきたい百人一首。その100首すべてを5文字におきかえました。

著者等紹介

すとうけんたろう[ストウケンタロウ]
1980年青森県生まれ。東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻修士課程修了。物理シミュレーションを使ったゲームなどを作る仕事をしていた。現在は機械学習を使って社会課題を解決する仕事に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんらんしゃ🎡

44
よくここまで削れるもんだね。5文字でも歌が詠まれた背景はなんとなく分かる。どういう事?って思えば、さらに20文字弱の意訳があって、次に現代語訳、最後に教科書的解説がある。知りたいとこまで読めばいい。★一例 「秋の田の 刈穂の庵の 苫をあらみ...」は5文字で「しけた仮屋」→意訳が「仮の小屋の造りが雑で、服が露で濡れる」→現代語訳→解説。意訳が楽しくて面白い。本を読んでいくつか自分なりの意訳もしたくなった。2023/02/22

たまきら

38
百人一首の意味を5文字で表現するというところが、自分のような人間には非常に楽しいんです。ですが、娘さんに言わせると「無粋」だそうです。そう?自分的には坊主めくりの時にいつも「坊さんのくせにキッモ!」と思っていた「天つ風…乙女の姿しばしとどめむ」の説明に、若い頃に読んだ歌だからノープロブレム、と書いてあったことが嬉しかったです。長年の(キモメン)イメージが晴れました。僧正遍照さん、ゴメン。2024/01/26

tomtom

15
ズバッと五文字で言い切ってしまい趣も何も無いけど、面白くわかりやすい。ちゃんとした訳も意訳も載っているので、それを読んだ上で読むとより面白い。2023/04/21

キリル

13
「人間もするという百人一首の解説をねこもしてみよう」、しかし猫には難しい解説は厳しい、そこで猫は考えた。それぞれ5文字に要約したらいけるじゃんと。というわけで、百人一首を歌ごとに5文字に要約して紹介した本。5文字の要約は風流さ何する物ぞ!とばかりになかなか大胆に切り取っているなぁと思いましたが、そんなにずれてはいなく、ユーモアが効いていて面白かったです。解説も文法的な物から作者に関わるアラカルトまでいろいろ幅広く取り上げられていて勉強になりました。2021/07/04

コウママ

12
おもしろいです。5文字が今風にうまくできていて笑える。原文訳と意訳もいい感じ。豆知識のページが真面目でわかりやすい。 どうでもいい話ですが…図書館で見つけて借りました。1番最初に見た自分が1番好きな歌のページに栞がわりのレシートがはさまっていました。なんだかすごくうれしかったです。2024/03/21

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