講談社ラノベ文庫<br> 魔法使い黎明期〈3〉卒業試験と戦争の気配

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講談社ラノベ文庫
魔法使い黎明期〈3〉卒業試験と戦争の気配

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065231166
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



虎走 かける[コバシリ カケル]
著・文・その他

いわさき たかし[イワサキ タカシ]
イラスト

しずま よしのり[シズマ ヨシノリ]
著・文・その他

内容説明

「僕、ロス先生のことが好きなのかもしれない」自らの気持ちに気付き始めたセービル。それを応援しようとするホルト。動揺するロス。そしてゼロにより明かされる、魔術師“十三番”とセービルの関係。そんな中、魔女の住まうこの村に、教会の反魔女過激派の手が迫る。村に持ち込まれた、本来は北にあるべき“災厄の残滓”。なんの力も持たず、情報も与えられずやってきた、先鋒の子供。存在しているはずなのに、ロスにさえも見つけられない後続部隊。やがて戦場となる村で、少年たちは果敢に運命に立ち向かい―!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

11
危機を乗り越えロスへの好意に気付き始めたセービル。その想いにロスは動揺し、ホルトは応援を決意する。そんな穏やかな日常を反魔女過激派は許すはずもなく、村は再び戦乱に巻き込まれる本巻。先鋒となった子供との交流がホルト、クドーを、暴虐までも成長させるのが面白い。記憶を取り戻したセービルとゼロのやり取りが二人らしくて何だか良かった。戦乱に至っては前作の主要キャラが勢ぞろいでの悪だくみは安定感があり、セービルたちが卒業をかけて絡む展開はニヤニヤが止まらなかった。そしてラブコメを予感するラスト。次巻が楽しみです。2021/05/08

みどり

6
2巻から間が空いていたので、打ち切りになったのかと、3巻が出たのに気付かなかった。 ここで、やっとひと段落、飛び級の卒業もして、記憶を取り戻していろいろ背景もわかり、というところで、次に、となるわけですね~。かなりキリが良い終わり方ですね。でも次があるの、わかっているから安心です。2022/03/17

詞乃端

4
避けられない戦争と、魔法使い見習い達の成長を描く3巻! 見習い三人の成長や、周囲のキャラの変化が良かった👍 良くも悪くも、過去は『今』に絡むと感じたエピソード。本人登場しないのに、十三番の存在感がすごい。『暴虐』のくだりでは、道具が人になることは、ある種の救われなさを孕む様に思えた。大切なものを得た以上、それを喪う恐怖を知らなかった頃には戻れなくなる。 何気ない幸せの中に破滅の伏線ぶっ込んでくるのが、本作の世界観の持ち味ですが、今回は流石にちょっと待てと思いました。リーリの料理でほっこりしたのに!2021/05/14

■■■(伏せ字)

4
お待ち申し上げてたやつ。その甲斐はあった。面白さがバリエーション豊富かつ高密度で飽きるヒマがない。理想のおばあちゃん先生(ロリ)てぇてぇのとキョンシー映画ばりに手足切れて生えてもげて生える雑兵、そうそう同じ本にはならねえw 煽動者の手口と謀略、そこにカウンターを当てる手管、十三番の底意のその先など擦れた本読みも満足の深みと広がりもあり、それらを気持ちよく処理するエンタメ性もあり、そのすべてが調和している謎完成度。そしてゲロォで〆。オススメしやすい!どっかしら琴線に触れるだろうからオススメしやすい!2021/05/14

木倉兵馬

3
ほのぼのさとエグ味の入り混じった、魔法をめぐるライトノベル。待ちに待った甲斐のある巻でした! どのキャラも優しさと影を持っていて素晴らしい……。次巻からは村の日常・非日常から旅へと移るようで楽しみです。もちろんアニメ化も楽しみ!2021/06/20

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