出版社内容情報
2021年秋公開!劇場版アニメ『神在月のこども』のノベライズ。少女の名は、カンナ。母を亡くし、大好きだった“走ること”と向き合えなくなった少女。しかし、母の形見に触れたことで運命の歯車がゆっくりと回り始める。亡き母が担っていた使命を受け継ぎ、神の使いのうさぎ・シロと、鬼の子孫の少年・夜叉とともにカンナは神在月の出雲へ。旅先で出会う大小さまざまの八百万の神々に導かれるようにカンナは走る。出雲の地で待つのは死んだ母か、それとも・・・・・・。人々と神々の境界をまたぎ、母の魂を抱き走る、少女の旅がはじまる――。 〈小学中級から すべての漢字にふりがなつき〉
内容説明
走ることが大好きなカンナは母・弥生を亡くし、走ることと向き合えなくなる。しかし、母の形見に触れたことで弥生が韋駄天神の末裔だったことを知る。母の想いを確かめるため神使のウサギ・シロに誘われ、母の足跡を追って出雲へ。立ちはだかる鬼の少年・夜叉や、待ち受ける巨大な龍神。八百万の神々と出会い、数々の試練を越えた先に出雲で待つものは?アニメ映画のノベライズ!小学中級から。
著者等紹介
時海結以[トキウミユイ]
長野県生まれ。歴史博物館にて、遺跡の発掘や歴史・民俗資料の調査研究職にたずさわったのち、作家デビュー。日本児童文学者協会、日本民話の会に所属
四戸俊成[シノヘトシナリ]
千葉県出身。1980年10月生まれ。コピーライター、プランナー、ディレクター、プロデューサーとしてキャリアを重ね、2009年にcretica universalを設立。映画・漫画・音楽ほかさまざまな領域でのコミュニケーションデザインを手がける。大作映画のプレミアから、全国各地のタイアップ、映画祭のスタートアップまでを統括し、劇場オリジナルアニメ『神在月のこども』では、企画、原作、脚本、コミュニケーション監督を担う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。