山川菊栄集 評論篇〈第1巻〉女の立場から (新装増補)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000284615
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0310

出版社内容情報

第一次世界大戦とロシア革命を背景に女性解放の思潮がうねりをもって昂揚しはじめた.この時期,山川菊栄は廃娼論争と母性保護論争に相次いで加わり,与謝野晶子,平塚らいてう,伊藤野枝らとの間で議論を展開.明晰な論理の力で日本のフェミニズムの地平を切り開いた.山川

内容説明

第一次世界大戦とロシア革命を背景に女性解放の思潮が昴揚するなかで、山川菊栄は廃娼論争と母性保護論争に相次いで加わり、論壇での地位を確立した。山川初期の女性論の精髄、1916~19年の評論を収録。

目次

1 一九一六年(大正五年)(日本婦人の社会事業について伊藤野枝氏に与う;更に論旨を明らかにす;婦人運動の沿革 ほか)
2 一九一七年(大正六年)(再び与謝野晶子氏に)
3 一九一八年(大正七年)(自滅を急ぐ女子教育家;いわゆる新賢母良妻主義;山川帝大総長の女性観 ほか)
4 一九一九年(大正八年)(革命婆さんと日本の女;内縁の妻と未婚の母;労働階級の姉妹へ ほか)