講談社タイガ<br> 非日常の謎―ミステリアンソロジー

個数:
電子版価格
¥726
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社タイガ
非日常の謎―ミステリアンソロジー

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065228234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

今、猛威を振るうコロナウィルスにより、私たちの「日常」が脅かされています。
ですが、そんな「非日常」の中でも、大切な「日常」は続いていきます。
いえ、「日常」を続けていくことこそが、私たちの戦いです。

そこで、ミステリにおける「日常の謎」というジャンルを今回は「非日常の謎」と置き換え、
日々の生活の狭間に突如訪れる、刹那の非日常で生まれる「謎」をテーマとして、
創刊5周年を迎えた講談社タイガが期待する、六人の著者に短編を寄稿いただきました。

物語が、「非日常」を乗り越える力となることを信じて。
創刊6年目となる講談社タイガは、小説を楽しめる「日常」を守り続けます。

「この世界には間違いが七つある」芦沢 央(あしざわ・よう)
「成人式とタイムカプセル」阿津川辰海(あつかわ・たつみ)
「どっち?」木元哉汰(きもと・かなた)
「これは運命ではない」城平 京(しろだいら・きょう)
「十四時間の空の旅」辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ)
「タイトル未定」凪良ゆう(なぎら・ゆう)

内容説明

今、新型コロナウィルスにより「日常」が脅かされています。ですが、そんな非日常の中でも、大切な日常は続いていきます。いえ、日常を守り続けていくことこそが、私たちの戦いでしょう。そこで「日常の謎」ではなく、日々の生活の狭間、刹那の非日常で生まれる謎をテーマにアンソロジーを編むことにしました。物語が、この「非日常」を乗り越える力となることを信じて―。

著者等紹介

芦沢央[アシザワヨウ]
1984年東京都生まれ。2012年『罪の余白』で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー

阿津川辰海[アツカワタツミ]
1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」により『名探偵は嘘をつかない』でデビュー。以後、『星詠師の記憶』、『紅蓮館の殺人』(講談社タイガ)がミステリランキングの上位を席巻、2020年に発表した『透明人間は密室に潜む』は、「本格ミステリ・ベスト10」の第1位、「このミステリーがすごい!」第2位、など高い評価を受ける

木元哉多[キモトカナタ]
埼玉県生まれ。『閻魔堂沙羅の推理奇譚』で第55回メフィスト賞を受賞しデビュー

城平京[シロダイラキョウ]
第8回鮎川哲也賞最終候補作『名探偵に薔薇を』でデビュー。その後、漫画原作者として『スパイラル~推理の絆~』『ヴァンパイア十字界』『絶園のテンペスト』を連載。2011年に発表した『虚構推理 鋼人七瀬』で、第12回本格ミステリ大賞を受賞

辻堂ゆめ[ツジドウユメ]
1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し『いなくなった私へ』でデビュー

凪良ゆう[ナギラユウ]
滋賀県生まれ。2006年、「小説花丸」に「恋するエゴイスト」が掲載されデビュー。以降、各社でBL作品を刊行。2017年一般文芸作品として講談社タイガより『神様のビオトープ』を刊行し高い支持を得る。2020年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。近作の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネートとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

麦ちゃんの下僕

238
今を時めく6名の人気作家陣による、“非日常”の謎…実に面白かったです!辻堂ゆめさんのは、このアンソロジーで唯一(笑)読後感がスッキリ爽やかな良作。凪良ゆうさんは、話の展開の仕方が巧いですね。城平京さんのは、提示される解釈に納得!木元哉多さんのは、“女の怖さ”と“男の愚かさ”に苦笑。阿津川辰海さんは…僕と相性が悪いのか、今回もイマイチ。小学生でもあの○の見分けくらいつくのでは!?トリの芦沢央さんは、今回の断トツNo.1ですね!まず発想が素晴らしいですし、二度読み必須の展開&ゾクゾクッとくる読後感も秀逸です!2021/03/24

194
6人の作家さんのアンソロジー。芦沢央さん目当てで読了。正直なところどの話も悪くはなかったけれどあまり響かなかったです。芦沢央さんの『この世界には間違いが七つある』は、挿絵が無かったら何のことか、主人公が何者なのかもわからない不思議な書き方で、こんなものまでミステリーにするのかと驚きました。辻堂ゆめさんの『十四時間の空の旅』は温かい話で良かったです。木元哉多さん『どっち?』が1番ミステリーっぽくてハラハラしました。2021/08/01

みっちゃん

173
正直なところを言ってしまうとちょっと微妙、と思うものも入っている。でもこれはまさしく非日常だ!の緊迫した場面から始まって、え、えぇっ⁉️そうだったの!芦沢央さんの「この世界には間違いが七つある」には斬新なアイディアで驚かされたが、やっぱり1番は「すみれ荘ファミリア」のスピンオフ、あの一見のどかな表紙みたいなほんわかした序盤から、徐々に不穏な空気が満ち満ちて、最後にはぞくり、と鳥肌がたつ凪良ゆうさんの「表面張力」が断然好み。果たしてあの人は仏なのか鬼なのか…おぉ、恐い…2021/03/19

ひさか

169
小説現代2021年2月号辻堂ゆめ:十四時間の空の旅、凪良ゆう:表面張力、城平京:これは運命ではない、木元哉多:どっち?、阿津川辰海:成人式とタイムカプセル、芦沢央:この世界には間違いが七つある、の6編のミステリーアンソロジーを講談社タイガから刊行。いずれも興味深く、タイトルを裏切らない面白いミステリーです。芦沢さんのものだけは、もう一度読み返して、ようやく納得。お気に入りひとつを選ぶのが、難しいくらいどれも上出来です。2021/06/06

cinos

139
非日常を今はやりの特殊設定ミステリかと思ったら、そうではなかったです。どの作品も読みやすくスラスラ読めましたが、「成人式とタイムカプセル」が青春物で一番よかったです。「この世界には間違いが七つある」はすごい発想です。ただ、パラパラしてしまったので…。2021/03/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17552326
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品