講談社文庫<br> 天子蒙塵〈1〉

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講談社文庫
天子蒙塵〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065228203
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

さまよう溥儀。
紫禁城を追われた最後の皇帝(ラストエンペラー)は、日本の庇護下に。
混沌の中国で天命を、龍玉を抱く者は誰か。
累計590万部!
「蒼穹の昴」シリーズ第五部、堂々開幕!!(全4巻)


1933年春。
父の築いた国と軍を失った張学良は、欧州へ向かった。

清朝最後の皇帝・溥儀は「満洲国」の執政となっていた。

北京では前の大総管太監・李春雲が、一人の女性の許を訪れる。
紫禁城を去ってからの溥儀がいかにして生きたか、
その証言者は史上はじめて皇帝を離婚をした、元皇妃であった。



内容説明

張作霖爆殺から五年。満洲国を建国した日本に故郷を奪われ、張学良は大東北軍をも手離してイタリアへと向かった。大清の最後の皇帝となった溥儀は紫禁城を追われ日本の庇護のもと天津租界へ。その激動のさなかに史上はじめて皇帝と離婚をした側妃がいた。国民的ベストセラー「蒼穹の昴」シリーズ第五部開幕!

著者等紹介

浅田次郎[アサダジロウ]
1951年東京都生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で第16回吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で第117回直木賞、2000年『壬生義士伝』で第13回柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で第1回中央公論文芸賞と第10回司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で第42回吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で第64回毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞をそれぞれ受賞。2019年、文学界への貢献で、菊池寛賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Die-Go

57
図書館本。『蒼穹の昴』から連綿と続く歴史物語。天子との離婚を決意した妃の独白。なぜにそのような決断に至ったのか。人を描くことに長けた浅田次郎ならではの語り口は冗長に感じさせず、引き込まれる。★★★★☆2022/12/21

yamatoshiuruhashi

42
歴史的事実、そこに登場する実在の人物の評価は、それを見る人の尺度によって大きく変わる。浅田次郎の張作霖、張学良へのこの思い入れはどこから発するのだろうか。張学良最晩年のインタビュー番組を観たことがある。西安事件についても自ら語っていた。当然ながら自由だったころの張学良を私は知らない。浅田次郎の描く人物と歴史研究の対象として書かれている人物の違いを楽しむことができる。今回もとりかかりのノリが悪かったが後半は順調に進んだ。2巻を手にすると同時に3,4巻を注文。折角本を処分しているのにまた増える。2021/06/18

Book Lover Mr.Garakuta

33
中国史は、あまり明るく無いので、歴史の流れや主要人物の関係など。新鮮味を感じながら読みました。ドラマに成ったり、映画化されるなど映像作品に成ったら、飛びついてみるだろうなと思うくらい面白かったです。2021/06/17

りー

27
ラストエンペラー=溥儀をどう描くのかな?と思っていたら、愛を知らない子ども…大人になっても。側室の淑妃とその妹の視点から清がついに無くなる場面が語られました。アヘン中毒になっていく正妃、意外なところで真価を発揮した玲々、プレイバックシーンでも目茶苦茶カッコ良い張作霖…やはり物語に引き込まれる。ちなみにこの小説の張作霖は、現存する写真とは別人イメージなので、間違っても検索してはいけません。バキバキの色白細マッチョです。ちなみに息子の張学良はまだアヘン漬けになってヨーロッパに居る。続きが気になる~💦2022/06/18

なにょう

23
【購読】「誰が何と言おうが、東北は張作霖が築いた国家です。大清復辟を餌にして、皇帝を東北に連れ去り、日本の思い通りになる国を作ろうなんて許せません。」(p377)あるいは皇帝の離婚劇が権威を失墜させ、日本の野望に一矢報いるやもしれない。淑妃文繡がそこまでの境地に至るまでのあれこれ。これは面白い。★はて、中国の人々はこれを読んでどう思うだろうか。2021/09/19

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