- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
そうか、「復興五輪」も消えるのか。
歩こう、と思った。話を聞きたい、と思った。
福島のシイタケ生産業者の家に生まれ育った著者が初めて出自を語り、18歳であとにした故郷に全身で向き合った。
生者たちに、そして死者たちに取材をするために。
中通りと浜通りを縦断した。いつしか360キロを歩き抜いた。報道からこぼれ落ちる現実を目にした。ひたすらに考えた。
NHK「目撃!にっぽん」で放送!
あの日から10年。小説家が肉体と思考で挑む、初のノンフィクション
目次
福島のちいさな森
4号線と6号線と
国家・ゼロエフ・浄土
長い後書き
目次
福島のちいさな森
4号線と6号線と(陸を離れる 二〇二〇年八月六日;4号線(栃木県那須町から宮城県白石市まで。北上する)
6号線(宮城県山元町から茨城県北茨城市まで。南下する)
福島を離れる 二〇二〇年八月十六日)
国家・ゼロエフ・浄土(距離論へ;あるいは銀河鉄道としての阿武隈川;浄化論へ)
著者等紹介
古川日出男[フルカワヒデオ]
小説家。1966年福島県郡山市生まれ。早稲田大学文学部中退。98年『13』で小説家デビュー。2001年刊の第4作『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞・日本SF大賞、05年刊『LOVE』で三島由紀夫賞、15年刊『女たち三百人の裏切りの書』で野間文芸新人賞・読売文学賞をそれぞれ受賞。小説執筆のほか脚本、演出、朗読、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションなど、多彩な表現活動を行っている。『ゼロエフ』が初のノンフィクションとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
naginoha
がらくたどん
さっとる◎
tenori




