出版社内容情報
「謎の女」「殺された男」「消せない過去」 謀略の果てに待ち受ける絶望と涙。
不屈の外交官・黒田康作が欧州を疾駆する国際サスペンス小説。
欧州の小国・アンドラで殺人事件が発生した。SOSを受けた黒田はバルセロナから現地へ急ぐ。日本人女性を助けて、スペインへ戻るが、その身元には不審な点が……。彼女を追ってアンダルシ アへ向かう黒田に危機が迫る。フランスとスペインの国家警察を巻きこむ陰謀とは何か。大好評シリーズ第三弾!
内容説明
欧州の小国・アンドラで殺人事件が発生。SOSを受けた黒田康作は、バルセロナから現地へ急ぐ。日本人女性を助けてスペインへ戻るが、その身元には不審な点が…。彼女を追って、アンダルシアへ向かう黒田に危機が迫る。フランスとスペインの国家警察を巻きこむ陰謀とは何か。大好評シリーズ第三弾!
著者等紹介
真保裕一[シンボユウイチ]
1961年東京都生まれ。’91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。’96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、’97年に『奪取』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞長編部門をダブル受賞し、2006年には『灰色の北壁』で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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坂城 弥生
49
今回の舞台はEU。EUで主導権持ってるのはフランスなんだ…てっきりイギリスだと思っていたよ。2021/04/16
まいさん
10
外交官·黒田康作シリーズ第三弾。欧州の小国アンドラから邦人·新藤結香のSOSを受けて動き出した黒田。国家間の諜報活動の犠牲になったとも言える新藤結香があまりにも気の毒な結末。でも、最後の黒田の言葉に少しスッとした。2023/12/17
蕭白
10
ほぼ一気読みでした。思ったよりしたたかな敵?の姿にはビックリでした。2021/12/18
shun
7
2021年19冊目。織田裕二主演で映画化・ドラマ化されたシリーズの第3弾。こんなに面白いのに、何で第4弾はないんですかね。何で文庫化にこんなに時間がかかったんですかね。今回は主に、フランス、スペイン、アンドラが絡んでくる話。アンドラの首都はアンドラ・ラ・ベリャということを覚えました。今回のヒロイン?が可哀想すぎます。後半は特に一気読みでした。2021/03/25
ドットジェピー
6
面白かったです2021/03/25