内容説明
昔はこんなに暑くなかったの?まさか日本が沈没しちゃう!?木の上から見つけた地球の未来。物語をとおして、SDGsがよくわかる!小学上級から。
著者等紹介
楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。大学卒業後に歴史雑誌の編集者
大菅雅晴[オオスガマサハル]
1976年、東京都生まれ。2000年、東京芸術大学大学院美術研究科油画修了。フリーイラストレーターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
11
6年生ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】 SDGsの絵本が多く出版されていて、今回はこちらのシリーズを紹介。大人の方が知らないので、借りる人はぜひお家で話をしてほしいということと、日本は165か国中18位ですが、達成している項目は3つしかなく、全然目標に届いていない話をしました。熱く語りすぎちゃったかな?(笑) 17の目標【13 気候変動に具体的な対策を】のおはなし2021/12/20
遠い日
4
「おはなしSDGs」シリーズ13。”気候変動に具体的な対策を”。昨今のとんでもない暑さとか異常な雨量とか、海水温の上昇とか、とにかく今地球が置かれている状況を知ることから始める。いとこ同士のマモルとキコがおじいちゃんから聞く地球温暖化。温室効果ガスを減らすには具体的に何をすればいのか。おじいちゃんのことばは自身の実践を伴ってストレートに届く。折しも台風接近で、自然の脅威を感じたふたり。人間も自然の一部であると認識できた。二酸化炭素を出さない暮らし方、考えてみよう。2022/06/29
芦屋和音
3
祖父の作った秘密基地・ツリーハウスは樫の木の上にある。小5のマモルとキコは台風で飛ばされないよう手伝うことに……。ヒートアイランド現象と地球温暖化は似ているようで違うこと。気象、天気、天候、気候の使い分け。レジ袋は作るときも燃やすときも温室効果ガスを発生させること。へ~!な情報盛り沢山。挿し絵が美しい。さぁ、外の風を感じよう。2021/04/11
ゆうぴょん
2
小5娘。おはなしSDGsシリーズ。今回は気候変動。ツリーハウスを作ったおじいちゃんと従弟どうしの二人。ツリーハウスを通じて地球温暖化、ヒートアイランド、気候、天候、それに伴う様々な問題と、地球をまもるための取り組み。 このシリーズはサクッと読める割にはしっかり理解させてくれるので良い。巻末の資料をもっと読み込んでくれるような小学生ならなおいいんだろうけどね…2022/10/22
Theodore
0
気候変動に対してはそれなりにためになる話なのだが。それ以前に読み物として引っかかる。ジジイが典型的な男性テンプレートに乗っかったキャラで、とにかく男性特有の「女を見下す」態度が鼻につく。祖母(故人)が何でも自分のすることに反対で振り回されてただの、娘たちが頭カチカチで自分をわかってくれないだの、言い分がいちいち酷い。主人公たちに対してもオスガキメインで女の子はただいるだけの添え物扱いだし……と思って作者を見たら男性。なるほど、いかにも男性が書きそうなキャラだよなと納得。女児にはとうてい勧められない。2021/09/14