内容説明
「ここではないどこか」へ行きたいワタルとタカト。貧しく、何も持たない生活から抜け出すため、二人は兄貴分にあたる新津蓮から「荷物運び」を頼まれる。簡単で、割のいい仕事のはずだったのだが―。気がついたら目の前には三つの死体。俺たちをハメたのは、誰だ!?疾走感溢れる、ノンストップミステリー!
著者等紹介
呉勝浩[ゴカツヒロ]
1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年、『道徳の時間』で、第61回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。’18年『白い衝動』で第20回大藪春彦賞受賞、同年『ライオン・ブルー』で第31回山本周五郎賞候補となる。’20年『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞及び第73回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イアン
109
★★★★★☆☆☆☆☆カジノで賑わう街を舞台とした呉勝浩の長編。ヤクザの下請けで日銭を稼ぐワタルとタカトは、兄貴分から頼まれたお遣いの最中に殴られ昏倒する。目が覚めると、そこには3つの死体が転がっており――。殺人の濡れ衣を着せられ、マフィアからも追われるワタルらはこの窮地を逃れることができるのか。見せ場の一つにギャンブル強者同士のポーカー対決があるが、直近に読んだ『地雷グリコ』と比べその強さに説得力を欠いた。単行本の表紙の方が人物のイメージが掴みやすく秀逸だったのに、なぜ文庫化に際し変えてしまったのだろう。2026/05/23
ポラオ
4
●今まで読んできた呉勝浩作品とはテイストが違って、重厚感ある犯罪小説というよりもどっちかというと青春小説のような感じで、良くも悪くも軽さがあった。なんとなくこの前読んだ「甘美なる誘拐」と近しさがあったので、同じくメインキャラ3人で続編書いてくれないかな。2025/02/03
鼻フック
3
ギャンブル島でのし上がりたいチンピラもどき2人組がヤクザの抗争に巻き込まれつつ天才ギャンブラーの少女と関わりつつのし上がろうとする活劇。裏表紙に書いてあるあらすじだけ読んだらあんまり好みのテーマじゃなかったので躊躇したものの、とにかく先が気になって読ませる文章。「爆弾」の作者なので信じて手にしてみたらやっぱり正解だった。2026/04/12
さなた
0
設定を把握するのが難しくていまいち感情は入り込めなかったけど、キャラクターが魅力的で楽しく読めた。2026/01/10
ぽんぽこ仮面
0
★★★★☆2025/11/10




