内容説明
大泥棒たちが集まる秘密の会。そこで供される「五右衛門鍋」は驚くほどにうまいらしい。これはただの懇親会なのか?自分を手伝っていた下っ引きの万吉殺害で、将軍暗殺計画の捜査は急務だが、会も探り始めた「味見方」魚之進。鍋から導き出した驚天動地の悪事とは?極上の謎と珍味あふれるシリーズ第三弾。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。2015年、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞。「この時代小説がすごい!2016年版」では文庫書き下ろし部門作家別ランキング1位を獲得した、絶大なる人気と実力を誇る時代小説家。主な著書に「隠密味見方同心」(講談社文庫)、「わるじい慈剣帖」、「極道大名」、「閻魔裁き」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
37
「潜入味見方同心」第三巻。表紙絵、とうとうお静さんが登場、さすがにお美しい(*^^*)。第二シリーズ「潜入」のラスボスはあの人だったんだぁ。 “北大路魯明庵” その正体はびっくりの人物(架空の人物でしょうけど、あの名字です‼️)でした。大奥と絡んで、先行きが楽しみです。2023/03/16
kagetrasama-aoi(葵・橘)
32
「潜入 味見方同心」第三巻。表紙絵、とうとうお静さんが登場、さすがにお美しい(*^^*)。第二シリーズ「潜入」のラスボスの正体にびっくり仰天です。 “北大路魯明庵” とは架空の人物でしょうけど、あの名字です‼️大奥と絡んで、先行きが楽しみです。2024/08/07
ひさか
20
2021年2月講談社文庫刊。書下ろし。シリーズ3作目。通算12作目。4つの連作短編。お静やおのぶも面白いが、今回登場した大奥の八重乃も面白く、展開が楽しい。謎が謎を呼びというほどではないが、ころころと転がるような展開で、また次巻へ続く。やめられません。2021/04/15
み
17
さくさくと♪今作では明らかにならずでした。闇鍋の理由が怖いです。2023/12/07
zag2
17
読みました、第三巻。一つひとつの事件を解きながら、だんだん大事件の糸口が見えてきます。隠密のシリーズも面白かったけど、この潜入シリーズも面白い。残念なのは、あっという間に読めてしまうこと。四巻、早く出ないかなと待ち望む日々です。2021/06/28
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