内容説明
江戸の町を駆け廻る美男の駕籠舁き・新三と太十。悩みを抱えた客が駕籠に一度乗れば、二人のお節介で心が晴れると評判だ。ある日、武家屋敷近くで瀕死の若侍を助けた二人は、大名家の騒動に巻き込まれ…。若侍の志に心打たれた駕籠舁きの思わぬ行動とは?優しさと爽快感が心に響く人情時代小説開幕!
著者等紹介
岡本さとる[オカモトサトル]
1961年、大阪市出身。立命館大学卒業。松竹株式会社入社後、新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。’86年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。以後、江科利夫、岡本さとるの筆名で、劇場勤務、演劇製作の傍ら脚本を執筆する。’92年、松竹退社。フリーとなり、脚本、演出を手がける。2010年、小説家デビュー。以来、人気シリーズを次々と上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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