内容説明
元アイドルの捜査一課刑事・七夕菊乃と変人捜査官・深海安公がバカンス先で知ったのはかつて不老不死研究が行われていたという“奇科学島”。この島で連続殺人が発生。被害者が生き返りもう一度動いたとしか思えない不可思議な痕跡ばかり残っていた。不老不死人間が実在したとしか思えぬ事件の真相とは?
著者等紹介
加藤元浩[カトウモトヒロ]
1966年、滋賀県生まれ。1997年から「マガジンGREAT」で、並行して2005年から「月刊少年マガジン」で連載。2015年4月発売「マガジンR」1号より『Q.E.D.iff―証明終了』連載開始。2009年、第33回講談社漫画賞少年部門を受賞!(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しぇん
21
中々凝った長編。犯人は消去法。というか序盤の過去の事件からそうだろうな。とは思いましたがノイズを混ぜる事で楽しませてもらいました。しかし、キャリアの出世争いの妨害が相変わらずヤバイレベルですが、途中から大人しくなって良かったです2021/05/11
coco夏ko10角
18
第三弾。八丈島から四十キロほど離れたところにある奇科学島で連続殺人事件が…。島の空気やそれぞれのトリック、前巻に比べアンコウとのからみも増えて面白かった。シリーズでこれが一番よかった。続きは出ないのかな。2023/12/26
hnzwd
13
シリーズ第三弾。元アイドルの女刑事と頭脳役となる変人捜査官のコンビ。今回はバカンス先の島で事件に巻き込まれてます。村の因習とか、被害者が一度生き返ったとしか思えない連続殺人、って中々ヘビーなはずなんですが、軽く感じてしまうのは巻末漫画にあるQ.E.D.とかCMBのコンビに重ねて読んじゃうからなんだろうなー2022/05/28
tomtom
13
今までで1番面白かったと思う。アンコウは分かっていたのなら、ヒントじゃなくて答えをきちんと教えなよと思った。秘密のメル友みたいにやりとりする必要あるのかな。キックがベテランの刑事のように感じて読んでいて不思議な感じになる。一課のメンバーや登場人物たちの名前が愛知県の地名ばかりだった。今まで気づかなかったのだけどこれまでの本もそうだったのかな。どこの地名が使われているか確認したくなった。2022/02/02
naolog
5
地球防衛軍5もようやくクリア。さて、加藤元浩も3作目。謎てんこもりで、それなりにキレイにまとまったかな。途中の雰囲気は久しぶりにわくわくしました。そう、”金田一”を読んでいたあの頃のような…。2021/03/25