内容説明
胆が小さくて使い捨てのおもちゃで遊べなかった子供時代。誰かが才能を見いだしてくれると待っていたけれど自分で動かないと何も始まらないと悟った青春時代。そして、スターバックスがお洒落すぎて注文時に緊張してしまう今。いつも理想の自分までは少し遠いけれど、愛しい。ユーモアたっぷりのエッセイ集。
目次
天職の世界の人々
カエル王子の恋
ケーキ殺し
片思い
シンジケート
自分に忠告
人間のピーク
記憶壺
未来人
きっぱりできない〔ほか〕
著者等紹介
穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年北海道生まれ。歌人。’90年歌集『シンジケート』でデビュー。その後、詩歌のみならず、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広いジャンルで活躍中。2008年『短歌の友人』で第19回伊藤整文学賞、’17年『鳥肌が』で第33回講談社エッセイ賞、’18年『水中翼船炎上中』で第23回若山牧水賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
86
穂村氏のエッセイ集3冊目。急に現れるエピソードに、何度呼吸困難に陥ったことか、笑わせてもらったことか。玄関にたどり着く頃には上着のボタンをはずし終えるなんて、大の大人のすることじゃないですよね。たくさんの共感する考えや言動の中に、これはちょっと、と思うところも書いてあって、正直で飾らない人なんだなと改めて思いました。穂村氏のそばにいるとちょっと疲れるかもしれません。でも、それ以上にほんわかとした幸せな気持ちになれるのではないでしょうか。どうでもいいことですが、穂村…ほむら…炎。かっこいい苗字ですね。2021/03/15
るぴん
53
ほむほむ節全開なエッセイ。インターネットの接続が面倒で10年も漫画喫茶に通い続けたというのは、面倒臭がりの極致…!仕事で使うから台風でも通い続け、1日に3回通う日もあったというのは、逆に面倒だったんじゃ…。こんなに面倒臭がりで自意識過剰な穂村さん、どうやって結婚したんだろ?ダメぶりを嘆いているけれど、結局は歌人・作家として成功してるんだから、勝ち組よね(´ω`)「こうありたいと願う自分と、現実の自分との間のズレがあまりにも大きく、しかも、折り合いをつけるスキルが低い。現実の自分を認めるなら認める。それが→2021/05/02
きなこ
41
ほむほむさんのイメージはゆる〜くほんわかしてて気弱なおじさま。エッセイ集は初めて読みますが、めんどくさがりで人見知り、ビビリで自分に自信がない…。もう親近感しか湧きません。どのエピソードも共感の嵐😂翻訳した絵本の原作者が来日した時、仮病を使って逃げた話や、スタバでいつも同じものを注文しちゃうとか、インターネット繋ぐのに10年かかったetc。面白エピソード満載の中、時々ドキッとするような切り口を見せられてハッとする。そりゃそうよね。ダメダメばかりの筈がない。飾らないお人柄にホッとさせていただきました。2021/07/20
あつこんぐ
35
久しぶりに穂村ワールドを堪能しました。奥さんが谷川俊太郎さんにふわーっと両手を伸ばして触ろうとしてほむほむが慌てて「握手!!握手!!」と止めたエピソードが好きです。私も何年も前からメガネのレンズを変えなければと思いつつ不自由なまま過ごしていたり、それ以外にも出来てないアレやコレやがあるので、靴下拾えなかったり、WiFiの契約が億劫でネカフェに通うほむほむの気持ちが痛いくらいわかります。「私だけじゃないんだ、良かった」と安心させてくれるところがほむほむの良いところ。私もぼちぼち頑張ります。2022/08/24
shio
35
インターネット接続に10年かかったり(めんどくさい)翻訳した絵本の原作者に会うのが嫌で逃げたり(英会話ができない)、書きたいことがあって物書きになったのではなかったり(本屋に自分の本を置きたいだけ)「ほむらさんの好きそうな店ですね」と言われてむっとしたり(見抜かれるのが嫌。指摘されるのがもっと嫌)…やっぱり面白可愛くて、共感しながら弱々の中身を覗くのだけど、冷たいオーラが混沌と渦巻いていて、容易には近寄れない。餌が欲しいのに睨んでくる野良猫とおんなじかも。これからもほむほむの「一寸先は闇」性が楽しみ!2021/03/08
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