出版社内容情報
文明は人の移動によって発展してきたが、それは数々のパンデミックも引き起こした。移動と疫病の歴史からアフターコロナの世界を考える一冊。
内容説明
国際線99%減、ロックダウン、外出制限…人の移動が激減した後で、アフターコロナの世界はどう変わるのか!?これが、移動と交易と疫病から問い直す新しい人類史!
目次
序章 人類史とは移動の歴史である
第1章 古代―世界経済はヒトの移動の産物だった
第2章 中世―商業の活性化と全欧パンデミック
第3章 近世―人の移動が盛んになる一方、通信技術も発展した
第4章 近代―遠隔通信技術が発明された後、それでも人類の移動は増え続けた
終章 パンデミックと人とモノと情報の移動―新型コロナウイルスは人の移動をどう変えるのか
著者等紹介
玉木俊明[タマキトシアキ]
経済史学者。1964年生まれ。1993年同志社大学大学院文化史学専攻博士後期課程単位取得退学ののち、2009年「北方ヨーロッパの商業と経済1550‐1815年」で大阪大学文学博士。現在は京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史で、独自の資本主義論をもとにした一般向けの歴史書を多数刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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