復讐の協奏曲(コンチェルト)

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復讐の協奏曲(コンチェルト)

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  • サイズ 46判/ページ数 279p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065214985
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

三十年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。事務所に“この国のジャスティス”と名乗る者の呼びかけに応じた八百人以上からの懲戒請求書が届く。処理に忙殺されるなか事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともに。翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。弁護人を引き受けた御子柴は、洋子が自身と同じ地域出身であることを知り…。

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲』が各誌紙で話題となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

487
中山 七里は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。中山七里デビュー10周年、12ヶ月連続刊行企画第11弾(現状10/12)は、御子柴弁護士シリーズの5作目でした。事務員・洋子が殺人容疑で逮捕される衝撃の展開、どんでん返しは少なめでしたが、シリーズ全体として楽しめました。中山七里デビュー10周年、12ヶ月連続刊行企画の中では、現状MyBESTです。続いて第10弾『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵 2』へ。2020/12/20

nobby

334
シリーズ第5弾。「君が殺人を犯していようがいまいが、必ずそこから出してやる」かつて〈死体配達人〉と呼ばれた御子柴だからこそ、単なる弁護士の職責の表明でさえ心に響く…今作の弁護の対象は事務員 日下部洋子。そもそも彼女は何故に凶悪殺人犯の元で働くのか?もうプロローグで明かされる驚愕の事実から一気に読まされた!物的証拠に動機にアリバイ不在、揃いも揃った殺人容疑を如何にひっくり返すのか!?またしても残り40頁から始まる法廷場面は、爽快ながらも少しあっけなかったかな…何よりも期待通りの続編を楽しめた安堵でいっぱい♬2020/11/16

ウッディ

321
「この国のジャスティス」というブログに扇動され、死体配達人の過去を持つ御子柴弁護士に対する大量の懲戒請求書が届く。安全地帯から私憤をまき散らす人への名誉棄損訴訟の手続きを進める中、事務員の日下部洋子が殺人の疑いで逮捕される。過去の幼女殺害事件に端を発する事件と向き合う御子柴、洋子の疑いを晴らし、真犯人を炙り出す法廷シーンは鮮やかで、御子柴のぶれない姿勢が心地よい。どんでん返しこそ弱めだったが、宝来弁護士の転がし方や倫子ちゃんへの弱腰など、過去の因縁の伏線回収も含めて、目が離せないシリーズです。面白かった。2021/06/27

しんたろー

301
シリーズ第5弾は、事務員・洋子が殺人容疑で逮捕されて、御子柴が過去と向き合いながら奮闘する物語…導入は著者の巧みな筆致で、いつもの御子柴ワールドへ誘う。洋子の生い立ちや悪名高い御子柴の傍で働く動機が明かされてゆく経過も面白い。しかし、年間12冊刊行の弊害か、このシリーズ独特の重厚さや陰鬱な雰囲気が薄く、終盤の法廷劇もあっさりしていて拍子抜け感が否めない。SNSに踊らされる人々への警鐘やマスコミ向けの皮肉は効いているが、肝心の真相究明での意外性や御子柴らしい逆転劇が弱いのが寂しい。第6弾で挽回を期待したい。2021/01/25

Yunemo

294
まずは11歳の倫子ちゃんの短い登場にホッとして。御子柴氏の真の心情がこの子を欲しているような。でも、まさか一番身近な事務員洋子さんの弁護だなんて。隠しているから保たれる平穏、告げないから壊れない関係、何だかね。今回は洋子さんの気持ちが分からないままに。同様に、御子柴氏の気持ちも。罪の意識を植え付けられて、ある場面では身を食い尽くされるような潜在的な恐怖を感じる、と言わしめてますが、何かが変わっていく自身を見つめることはやはり怖いこと。何故だか身に沁みて。事件、弁護そのものより心情吐露の部分に惹き込まれて。2021/02/28

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