エリーゼさんをさがして

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  • サイズ 46判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065212776
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

ニット帽にピアノブローチのおばあさん・エリーゼさんや、ギター高校生・ポーラCさんとの出会い、一見ふつうだけど小悪魔的な美術男子・水野くんとの不思議な関係。ピアノ教室をやめなくてはならなくて落ち込んでいた亜美の日常が変わっていく…!

著者等紹介

梨屋アリエ[ナシヤアリエ]
栃木県小山市生まれ。児童文学作家、YA作家。法政大学兼任講師。1998年、『でりばりぃAge』で第39回講談社児童文学新人賞を受賞し、翌年、単行本デビュー。2004年、『ピアニッシシモ』(講談社)で第33回児童文芸新人賞受賞。『空色の地図』(金の星社)が2006年、『ココロ屋』(文研出版)が2012年青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選ばれる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

52
同級生の環奈ちゃんよりピアノが下手だからと、大好きなピアノを辞めさせる母。中学2年生の亜美は、じれったいほど言いたいことが言えないが、決して僻みっぽいわけではなく、とても優しい。その優しさがきっかけ?で同級生の水野君と仲良くなる。水野君も亜美さんも少しかわった中学生で、なんだか幼稚園児の仲良しさんな感じで微笑ましい。他人への敬意、優しさを持った素敵な二人。介護施設でのボランティアをきっかけに、母へ反論できなかった亜美さんが、一番でなくていいと言えたのがよかった。2021/02/03

anne@灯れ松明の火

35
数ページ読んで、胸が苦しくなって、読むのをやめたくなった。まったく気持ちをわかってくれない母親に、言い返せない中2の亜美を見ていられなかった。けれども、なぜかやめられない。先へ先へと促され、気づいたら、最後のページだった。大切なものを奪われたが、本当に大切なものは簡単には手放せない。別の形で続けることができることに気づく。思い切って開いた扉の向こうには、新しい世界があった……。児童書と侮るなかれ! 高齢者問題なども含み、考えさせられた。中高生に、また大人にも、読んでみてほしい。#NetGalleyJP2020/11/17

白雪ちょこ

28
表紙に惹かれ手にとってみたが、内容はとてもシリアス。 現代の中学生が抱える、将来や未来への不安。 そして、両親に対する葛藤や想い。 それぞれがとてもリアルで、現代を生きる若者には、ぜひオススメしたい。 お年寄りに対する偏見や、バリアフリーについてなど、現代社会に対する問題。 音楽やピアノといった、芸術面でも深く取り扱われているため、色んなことが学べる一冊となっていた。 恋愛場面も多々あり、キュンキュンする。2022/02/23

りらこ

21
主人公の亜美は最初はまるで水に浮かんだ一葉の葉っぱのよう。友達の振る舞いや、親の言動に流されていてもそれが自分の選択だと思うようにして、なんとなく過ぎてしまうのを待っている。 ある日、1枚の剥がれた貼り紙を拾うところから少しずつ変わっていく。「自分で選択」していくようになる。読んでいて爽やかでもありあぶなっかしくもあり、そして時に甘酸っぱい。亜美は、自分から少しずつその殻を破り一歩一歩踏み出していく。その力は周りにも波及していく。流される葉っぱのようだったのが巻き込み力も発揮していくのだ。爽やかな成長譚。2020/10/19

びすけっと

15
2020年11月刊。図書館新刊棚での出会い本。梨屋さんの作品でUDフォントで表されています。最初は違和感があっても、すぐに目になじみます。頼りない感じの主人公亜美だけれど、試行錯誤しながら自分を貫こうとする姿勢がとてもすてき。上手にならないピアノを辞めなさいという母に、弾くことが好きだとデイサービスでの伴奏ボランティアをする彼女。年齢を重ねるということを考え、エリーゼさんやデーサービスの利用者さんを理解しようと奮闘するところもすてき。(書籍版へ再アップ)2021/01/04

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