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出版社内容情報
山村 東[ヤマムラ ハル]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
106
3冊目『猫奥(1)』(山村東 著、2020年10月、講談社) 天保12年(1841年)の大奥を舞台にした、猫と女中のゆる〜いコメディ漫画。主人公は実在の御年寄である瀧山だが、内容はフィクション。大奥という組織について、なんとなくではあるが学ぶことが出来る上、猫好きの心に刺さるあるあるネタの数々についつい頬が綻ぶ。堅物でなかなか素直になれない瀧山のキャラクターも愛おしい。 「私 顔が 怖いかしら 吉野ちゃん!?」 ※電子書籍で購読2022/01/23
もんらっしぇ
95
気の毒すぎます。そして面白すぎなんです。かつてなかったであろうネコ漫画。『ネコ』と『江戸』そして『大奥』がテーマです。一生独り身を課される大奥年寄りの堅物「滝山様」が、上司である「姉小路様」の愛猫「吉野ちゃん」を巡り、日々一喜一憂するお話。ネコの描写がリアルで、不可解な行動やしゃべったりしないところもプラスのポイント。偶然手に取りましたが連休中、GoToじゃないけどお江戸、それも大奥まで遊びに行けて満足しましたw2020/11/23
天の川
49
最近の私の中の「大奥の御年寄瀧山」と言えば、よしながふみさんの『大奥』に登場するお洒落な美丈夫の瀧山様…そのイメージがガラリと変わってしまいました(°▽°)『猫奥』の滝山様は猫が大好きなのに、猫嫌いだと周りから思われ、訂正するチャンスなく…姉小路様の飼い猫吉野ちゃんを密かに可愛がろうとする涙ぐましい努力たるや、もう笑うしかありません!吉野ちゃんが膝に乗ってくれたのに、居眠りして気づかないなんて…滝山様、次巻も頑張って!2020/11/29
どあら
38
猫好きの妹から借りて読了。大奥の生活に溶け込んでいる猫たちと、御殿女中の滝山とのやり取りは面白い❢😁2021/07/10
あたびー
35
時は徳川12代将軍家慶の御世。大奥御年寄滝山殿は猫が大好きなのに何故か「猫嫌い」のレッテルを貼られ、悶える日々。顔も怖いので怒っていると誤解されることが多く、読者にはたまらんキャラですわ。結婚も出産も叶わぬ大奥の女性たちが猫を猫っ可愛がりするのは当然といえば当然。お互いの猫自慢やら何やら、プププと吹き出しながら読み申した。着物の考証も正確で好感!さて、続きも買おう。2022/01/29