講談社文庫 香菜里屋シリーズ 1<br> 花の下にて春死なむ―香菜里屋シリーズ〈1〉 (新装版)

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講談社文庫 香菜里屋シリーズ 1
花の下にて春死なむ―香菜里屋シリーズ〈1〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065208090
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人生に必要なのは、
とびっきりの料理とビール、
それから、ひとつまみの謎。

三軒茶屋の路地裏にたたずむ、ビアバー「香菜里屋」。
この店には今夜も、大切な思いを胸に秘めた人々が訪れる――。

優しく、ほろ苦い。
短編の名手が紡ぐ、連作ミステリー。
不朽の名シリーズ第1弾!
第52回日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門受賞作

解説 瀧井朝世


春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。
俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、
彼の故郷を訪れ――(表題作)。
バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。

内容説明

春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、彼の故郷を訪れ―(表題作)。バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作。

著者等紹介

北森鴻[キタモリコウ]
1961年山口県生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。’95年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。’99年『花の下にて春死なむ』(本書)で第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門を受賞した。著書多数。2010年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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KAZOO

124
北森さんが亡くなってもう10年以上たつのですね。このシリーズ4作は何度か読んでいて今回新装版を機に再度読んでみようと思いました。相も変わらずこの主人公が営むビアバーには楽しませられます。推理もさることながら、ここに出てくる料理がいつもおいしそうで食べてみたい気にさせてくれます。2021/09/09

nico🐬波待ち中

103
ビアバー”香菜里屋”。ビールは勿論マスター手作りの料理が楽しめる小さな店だ。このマスター、料理上手なだけでなく聞き上手。客の抱える心の重石にさりげ無く気を配り、いつの間にか重石を軽くしてくれる不思議な魅力を秘めている。常連客たちで賑わう一夜、客が持ち込んだ謎に対し、客とマスターとで謎解きを繰り広げる。それらは必ずしも明確な答えが出る訳ではないけれど、その曖昧さがとても心地よい余韻をもたらすのだから不思議だ。大人たちによる切なく、ビールのような苦味がほんのり効いた連作短編集。無性にビールが呑みたくなる。2021/03/04

nemuro

63
カタン!との音に気が付く(というか、目覚める)と、ソファの上。首が少し痛い。どうやら、うたた寝。ソファの肘掛け部分を枕に横になって読むのが自宅でのいつもの読書スタイル。賃貸アパートの一室。深夜(なのか早朝なのか)、ドアの郵便受けから朝刊を落とし込む音は予想外によく響く。改めて布団に入ることも少なくないが、昨夜の記憶は午後9時過ぎまで。多少首を寝違えてはしまったものの、すでに十分な睡眠時間。超夜型人間で朝が苦手。せっかくなので朝刊を読み始め、やがて外が明るくなってきたので本書に手を伸ばし、充実の再読である。2021/05/30

三代目けんこと

62
何とも言えない余韻が自分好み。それにしても、作者の早すぎる死が悔しい。取りあえず少しずつシリーズ続編を読んでいきたい…。2021/10/25

キンモクセイ

57
三軒茶屋、近くには246号線が通っている。細い路地の裏にあるビアバー「香菜里屋」。店主の工藤さんの作る料理もビールも最高。そこに集う人たちが持ち込むミステリを解き明かしたり進むべき道の明かりを灯してくれるみたい。〝花の下にて春死なむ〟身元不明の片岡草魚という俳人の死。誰にも知らせずにまるで何かの秘密を守るために独りで死んでいった草魚の思いとは...。〝終の棲み家〟フリーカメラマンの妻木の個展のポスターがすべて剥がされた謎は?お店の中で常連さん達と謎解きをする。正解かどうかわからない曖昧さが残るミステリ。2021/05/22

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