出版社内容情報
人生に必要なのは、
とびっきりの料理とビール、
それから、ひとつまみの謎。
三軒茶屋の路地裏にたたずむ、ビアバー「香菜里屋」。
この店には今夜も、大切な思いを胸に秘めた人々が訪れる――。
優しく、ほろ苦い。
短編の名手が紡ぐ、連作ミステリー。
不朽の名シリーズ第1弾!
第52回日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門受賞作
解説 瀧井朝世
春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。
俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、
彼の故郷を訪れ――(表題作)。
バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。
内容説明
春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、彼の故郷を訪れ―(表題作)。バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作。
著者等紹介
北森鴻[キタモリコウ]
1961年山口県生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。’95年『狂乱廿四孝』で第6回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。’99年『花の下にて春死なむ』(本書)で第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門を受賞した。著書多数。2010年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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