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出版社内容情報
つるまいかだ[ツルマイカダ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
38
「出来なかった自分にしか拾えない気持ちがある・出来なかった自分だけが見付けられる才能がある・これこそ俺が「スケーターとして出来る事」じゃないか!」。資金難に涙を呑んだスケート選手の明浦地司(26)。かつてのスケートパートナー・瞳の勧めで大須リンクのコーチに就くも意気消沈していた彼が出逢ったのは、何をやってもダメな子ながらリンクの上では別人の様な動きを魅せる結束いのり(11)。5歳から始めるのが普通、10歳でギリギリと言う余りにも狭いフィギュアスケート界に挑む二人を描く本格スポーツ物(以下コメ欄に余談)。2020/10/08
しじま
36
競技を始めるのが遅かったということが致命的となる競技をそれでも頑張りたいと思う女の子。その気持が誰よりもよく解る遅咲きのアイスダンサーの青年が彼女の専属コーチとなりメダリストになるための道程を伴走すると誓う。今時はフィギュアスケート以外もあらゆる競技がこんな感じで年齢制限と資金力で篩にかけられる時代だから、共感できる人は多いんじゃないかと思う。私は親の世代だからいのりの母親の気持ちも解るけど。/師弟もの好きなのでいのりが司の演技に憧れるシーンなど萌え萌えしたりなど。2024/12/09
しゅり
33
夢を捨てた青年が夢を追う少女の光となる物語2025/01/12
harass
32
ネットでこの作品の話をちょこちょこ聞くようになり、アマゾンの三巻まで無料で読み出す。フィギュアスケートもの。熱々の鉄板であった。続巻に。2025/02/13
山口透析鉄
31
palcyで再読しましたが、やはり王道のスポーツマンガの導入部です。仕事は欲しい司さんがひょんなきっかけで原石っぽい少女を見出して、コーチする決意を決めて二人三脚で話が動き出します。 主人公のいのりさんのライバルになりそうな女の子も出てきますし、家庭の諸事情等も、如何にも、です。 フィギュアスケート、やはり良い指導者がいないとものにならないのでしょうが、何よりも滑る本人が重要でしょう。 なるべく先まで読みたいものです。2025/01/30