出版社内容情報
林 寧哲[ハヤシ ヤスアキ]
監修
OMgray事務局[オムグレイジムキョク]
監修
内容説明
なぜこんなに生きづらいのだろう?これからの自分との向き合い方が見えてくる!
目次
体験談 なぜこんなに生きづらいのだろう…
1 発達障害のグレーゾーンとはなにか
2 発達障害の診断はどのようにおこなうか
3 グレーゾーンに関連する病気を治療する
4 今の自分と向き合っていく/当事者の声
5 職場の人へ/困りごとへの対応を
著者等紹介
林寧哲[ハヤシヤスアキ]
精神科医。ランディック日本橋クリニック院長。日本成人期発達障害臨床医学会理事。1993年北里大学医学部卒。北里大学耳鼻咽喉科頭頸部外科、国立相模原病院耳鼻科、国立霞ヶ浦病院内科、国立療養所晴嵐荘病院循環器科に勤務。うつ病で退職し、発達障害と診断された。立川病院に勤務しつつ、福島県立医科大学医学部神経精神医学講座に大学院研究生として入局、精神疾患について学ぶ。同大学院研究生修了。2004年にランディック日本橋クリニックを開業。大人の発達障害を中心にみている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masaru M
22
図書館本。イラストが多く文字は少なめでイメージが湧きやすい。職場に「おやっ?」と感じる人がいて、付き合い方に戸惑っているような人が初めて読むには良さそうです。昔から自分自身でも生きづらさを感じていて自分にも発達障害やグレーゾーンの傾向があるのかもと思うこともありました。でもこれを読むとあまりあてはまらないなぁ。年取って社会との折り合いの付け方を覚えたおかげかもしれないけれど。2020/12/09
boo
12
発達障害グレーゾーンの人たちは理解されにくくて難しいだろうなぁ。説明しても相手に理解されなかったり、本人も分かっていても我慢できなかったり先送りしちゃったりうまくいかないことも多いだろうし…どんな人も多少なりとも能力の凸凹があるんだから認めつつ生活していきたいと思う反面、集団で仕事を進めていく上では歩調を合わせたり意思疎通が取れないことはお互いにかなりしんどいんだよね…難しいことだなと感じました。イラストも多くとても読みやすかったです。2020/12/19
りお
9
発達障害に当てはまらないグレーゾーンだからこその悩みがある。発達障害と診断されないので病気ではなく自分の努力不足だと自分を責めてしまうケースもあるんだろうなと思った。障害の有無に関わらず自分の悩みや特性を把握する事の重要性を知った。2020/12/27
三等星
7
発達障害でもなく、全く問題がない人でもなく。 狭間で生きづらさを感じている人についての本。 結局、発達障害であっても、他の病気であっても、グレーであっても、ひとりで乗り越えるのは難しそう。 病院にいって診断出たからといって劇的に何がかわるわけでもない。 グレーなのかなんなのかもわからないけど、 ずっと生きづらさを感じて、わりとある。周りのサポートも期待できない立場としては、当事者会に参加して、自分に合ってたらラッキー、くらいなもの。2021/04/11
しまお
6
私の職場にも正にグレーゾーンと言える人がいます。 その人に対して、何年か個人的にも職場としても対応してきましたが身になりません。成長している面もありますが微々たるものです。 そして、今では大きなミスを隠していることが発覚し、職場では大騒ぎになっています。 私自身、どうするといいのか分からずこの本を手にしました。 職業柄、発達障害には一定の理解はありましたが完全にグレーだと確信しました。 ただ、ではどうしたらいいかというところの内容が薄いです。 グレーへの理解を深めるための用途としては良いです。2021/09/06