出版社内容情報
美貌だけでは勝ち抜けない！「婚活」という名のパンドラの箱を開けた女を襲う、数々の困難。リアルな婚活の修羅を描き出す禁断の恋愛小説。
「東京カレンダーWEB」で脅威的ＰＶを叩き出した連載を書籍化！
内容説明
「美人のドヤ顔、超ウケる」。美貌も経済力もあるハイスペック女子・杏子の婚活は、なぜか失敗続き。ＫＹ医師の一言にショックを受け、闘志を燃やすが…。妻子持ち男の罠、モテ女の誤算、２４時の誘いに乗る女。隣の芝生は本当に青いのか？婚活市場を生き抜く女子をリアルに描いた、伝説のＷＥＢ連載を書籍化！
著者等紹介
安本由佳［ヤスモトユカ］
１９８１年奈良県生まれ。２００４年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。化粧品メーカー広報、損害保険会社ＩＴ部門で勤務したのちフリーランスへ。’１６年から’２０年１月まで東京カレンダーＷＥＢにて多数の連載を執筆
山本理沙［ヤマモトリサ］
１９８４年東京都生まれ。２００８年日本女子大学文学部英文学科卒業。外資系航空会社客室乗務員、金融機関・コンサルティングファームの秘書業務を経てフリーランスへ。’１４年よりＥＣサイト開業。’１５年から’１９年８月まで東京カレンダーＷＥＢにて多数の連載を執筆（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のんちゃん
23
伝説のWEB連載を書籍化との事。婚活に励むアラサー、アラフォーの女性たちの赤裸々ストーリー。女子200人を徹底取材した作品。いやー、婚活、本当に大変だ。前半は結婚相談所に登録した一人の女性を、後半は沢山の結婚できないポイントがある女性達の話なのだが、もし今、婚活していたら、何が成婚への鍵なのか、ダメポイントがありすぎて、わからなくなっただろう。結婚相談所のスタッフが言う「結婚とは不幸にならないための選択肢」と言う言葉に、わかるような引っかかるような複雑な気持ちにさせられた。2021/04/16
ぐりとぐら
16
kindleのオススメで何回も出てきて、表紙も良い感じだったので読んでみた。読んでる間中、東カレのコラム臭がすると思ったら、東カレのまとめ本だった。結婚したい女性の間違った行動を描いて、最後に自省で終わるんだけど、皆美人で稼ぎもしっかりあって、有名なレストランでデートばっかりしてるすがたを沢山読まされて、東カレの記事はwebで読むくらいが一番だと感じた。まとめて読むのはキツイ。婚活の参考にはならなそうだし、港区女子とかを下げてるようにも見えるし、ターゲット層がよくわからない。2021/02/20
ベローチェのひととき
12
伝説のWEB連載を書籍化したもの。sideAとsideBの二部構成になっており、sideAを山本理沙さん、sideBを安本由佳さんが執筆している。sideAではある一人の女性が結婚相談所に登録して婚活する様を描いている。sideBでは結婚適齢期になっても未婚でいる女性の色々な事情を描いている。婚活は大変だとつくづく思った。ただ、第三者として読む分には非常に面白く、一気に読んでしまった。2021/05/16
♡♡♡
11
同時に何人もの女を口説きキープしモテ確認をする男がいる。2021/09/14
ＭＡＸＫＡＯ
11
前半は中編、後半はショートストーリーの詰め合わせ。しかし、軽い、流行りのショートケーキのように後味すら残らないな。「港区女子」っていうのの、怖さだけ覚えてます。まぁ、「東京カレンダー」に興味を抱かないおっさんですけど、古くは田中康夫の「なんクリ」から始まって、ホットドッグ・プレスに連載されてた赤羽健美とか、甘糟りり子とかが好きだったバブルを経験してる人には懐かしいかも。というか、今でもこんな「戦闘民族」いるんだっていうのが軽い驚きでした(笑)2021/05/01
