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出版社内容情報
紫綬褒章受章作家・稲葉真弓がかつて「倉田悠子」の別名義で著した、『くりいむレモン』の絶品ノベライズ。今なお色褪せぬ伝説の名作、ここに復活!
日本中が軍国主義に染まった昭和16年。大学生・村上正樹は、奇妙な求人に導かれ、僻遠の山奥に佇む豪奢な洋館 “黒猫館”を訪れる。女主人の冴子とその娘・有砂、メイドのあや。蠱惑的な女たちと織りなす陶酔と頽廃の宴の果てに、正樹を待ち受ける罠とはーー。(『黒猫館』)
高度成長期もピークを迎えた昭和45年。奔放な過去と決別するかのように、正樹は弁護士を生業としていた。しかし、桜の香りに誘われた彼の前へ、あの“黒猫館”がふたたび姿を現し、30年前の倒錯の日々が甘やかによみがえるーー。(『続 黒猫館』)
“倉田悠子=稲葉真弓”を自ら明かしたエッセイ「私が“覆面作家”だったころ」を特別収録!
解説:久我真樹(英国ヴィクトリア朝およびメイド文化研究者)
内容説明
紫綬褒章受章作家・稲葉真弓がかつて「倉田悠子」の別名義で著した、『くりいむレモン』の絶品ノベライズ。今なお色褪せぬ伝説の名作、ここに復活!日本中が軍国主義に染まった昭和16年。大学生・村上正樹は、奇妙な求人に導かれ、僻遠の山奥に佇む豪奢な洋館“黒猫館”を訪れる。女主人の冴子とその娘・有砂、メイドのあや。蠱惑的な女たちと織りなす陶酔と頽廃の宴の果てに、正樹を待ち受ける罠とは―(『黒猫館』)。高度成長期もピークを迎えた昭和45年。奔放な過去と決別するかのように、正樹は弁護士を生業としていた。しかし、桜の香りに誘われた彼の前へ、あの“黒猫館”がふたたび姿を現し、30年前の倒錯の日々が甘やかによみがえる―(『続 黒猫館』)。“倉田悠子=稲葉真弓”を自ら明かしたエッセイ「私が“覆面作家”だったころ」を特別収録!
著者等紹介
倉田悠子[クラタユウコ]
1980年代半ばから90年代初頭にかけ、『くりいむレモン』シリーズのノベライズをはじめとする“美少女小説”を数多く執筆する。長らく覆面作家として活躍してきたが、2014年、紫綬褒章受章作家・稲葉真弓の別名義であったことを明かした。同年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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