内容説明
ホントは、こだわりの料理人が腕を揮った逸品や愛妻が心を込めて作った料理に舌鼓を打ちたい。でも気がつけば、チェーン店に入ってしまう。それは気軽で便利で美味しいから。長年の取材で蓄えた人気の36点の醍醐味を、愛情&ユーモア満載に綴った人気エッセイ第2弾。みんなのチェーン店は永久に不滅です。
目次
松屋
モスバーガー
ジョナサン
いきなり!ステーキ
ミニストップ
無添くら寿司
はーべすと
どさん娘
ミスタードーナツ
名代 富士そば〔ほか〕
著者等紹介
村瀬秀信[ムラセヒデノブ]
1975年、神奈川県茅ヶ崎市生まれ。ライター、コラムニスト。著書に『気がつけばチェーン店ばかりで飯を食べている』『プロ野球 最期の言葉』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キク
66
会社に入って20年以上、ほぼ港区か中央区で仕事をしている。なので六本木、麻布、銀座には高くて美味い店があることは知っている。なにかの折に連れて行ってもらったことも、正直結構ある。ただ自腹では、タイトル通り「チェーン店ばかりでメシを食べている」早くて安くて駅前でハズレないのはありがたい。本書で取り上げられている松屋、富士そば、さくら水産、王将、磯丸水産にも大変お世話になっている。個人的に1番通ったチェーン店は大学近くにあった養老の滝で、今1番好きなメニューは蒙古タンメン中本の「北極野菜シャキシャキ」です。2022/11/25
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
46
タイトルにつられて手にとった1冊。本書は、『散歩の達人』にチェーン店の紹介として連載されたエッセイをまとめた第2弾。長年の取材で蓄えた人気の36のチェーン店を、お店の紹介だけでなくその立ち位置や著者との関係性なども交えてユーモアたっぷりに綴っている。筆者が関東在住な事もあり、関西では馴染みのない店もチラホラ。安くて最低限ハズレがない、チェーン店ほど利便性に富んだメシはないという筆者の熱い思いが伝わってくる1冊。前作も読んでみたい。2020/11/30
mr.lupin
38
36店の外食のチェーン店を、ユーモラスに綴ったエッセイの第二弾。前作同様に、行った事がある店もあれば、まるで知らない店もあったりで、知らない店は思わずネットで調べたりもした。前作はそこまで面白さを感じなかったが、今回は読みやすくてメッチャ楽しむ事ができた。でも、やっぱりチェーン店は間違いないなーと思う。間違いないから、あちらこちらにできるんだろうな。後、著者の他の作品も読んでみたい。⭐⭐⭐⭐★2024/04/07
シキモリ
26
今作に登場する全36のチェーン店の内、私が食した経験があるのは18店。日本の外食文化の根強さを改めて感じる。相変わず調子の軽い文章だが、時折クスリ時折ホロリとさせるのは心憎い。注目すべきは各店の栄枯衰退ぶりだが、この時代に非拡大路線という選択はある種正解なのかもしれない。私は古い人間なので【どさん娘】や【牛丼太郎】の精神性に共感する。前作同様最終章で急にしんみりさせる手法は流石にあざといが、外食産業に対する想いは十分伝わってきた。少なくとも、著者絶賛の【いわもとQ】と【嵯峨谷】に行ってみたいと思ったもの。2020/07/23
Kazuko Ohta
23
ダンナが化学調味料アレルギー、特に「調味料(アミノ酸等)」はNGゆえ、チェーン店で食べられるものはほぼありません。そんなだから、これらのチェーン店の中でわが家が利用しているのは、化調不使用を謳う松屋ぐらい。化調平気だった私も、毎日化調を使わずに生活していると、次第に受け付けなくなってきてしまうものです。とはいえ胸やけ胃もたれ確実のチェーン店に心が躍らないわけでもない。最も惹かれた天麩羅食べ放題のお店が今はもうないとは(泣)。蕎麦とビールで440円とか、メキシコ料理屋じゃないのにメヒコとか、なんか気になる。2020/07/30
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