アフタヌーンＫＣ イサック 〈９〉

真刈信二/ＤＯＵＢＬＥ－Ｓ

講談社（2020/07発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065201299
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

宿敵・ロレンツォに銃を奪われてしまったイサック。だがゼッタが生きていることを知り、行方を知るクラウスのいるヴォルフシュタットの街へ向かう。クラウスはエリザベートと合流し、ヴァレンシュタインに捕らわれたハインリッヒを奪還すべく様子を探る。銃を失ったイサックは、この窮地を打開することができるか！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

銃を奪われたイサクと仲間たちによるプリンツ奪還作戦。これまでのイサクの獅子奮迅の戦いが、ここへ来て生きてきた。ゼッタの生きざまが選帝侯や傭兵たちを動かし事態は好転・・・する訳もなく。烏合の衆は無事に渡河できるのか。

2020/07/23

[こも 零細企業営業]

とりあえず、主要メンバーは再集結。でも逃亡者である事には変わりない。

2020/07/20

[JACK]

☆ 銃を奪われたイサックが他の武器を持っても圧倒的に強いのは超人的。仲間との感動の再会も素晴らしいし、ゼッタとともに危機を乗り越えた選帝侯の変わり様には驚かされます。そして一人で兵士の略奪を止めるゼッタの成長にも感動させられました。彼女を護るためなら戦える、という戦女神の様なシンボルになりつつある。戦争に巻き込まれた商人クラウスが周囲からの無茶振りに振り回される感じもいい味を出しています。主人公が強いだけではない、様々な人々の強さ、優しさが描かれていて魅力的な物語になっています。オススメ。

2023/02/16

[ぷるっちょ]

「甲冑を着た乞食」マンスフェルト将軍、登場。Youtubeの30年戦争解説動画で「戦うついでに略奪する」のではなく「略奪するついでに戦う」というコペルニクス的発想の転換をした人物と紹介されてた。

2020/09/17

[はるわか]

「喜べ、貧者は何も持たぬゆえ、自分の肉体と心で人に尽くすことができる」死んだオーパの口癖でした（ゼッタ）

2020/08/01