これはミステリではない

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これはミステリではない

  • 竹本 健治【著】
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  • 講談社(2020/07発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065199763
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「読者への挑戦状」ーー!!
しかし、それは誰がためのものなのか?
「これまで僕が書いてきたなかでも最大級に歪(いびつ)」ーー竹本健治

ミステリ界の金字塔『匣の中の失楽』『涙香迷宮』の鬼才が放つ最新作!

香華大学ミステリクラブの夏合宿で悲劇は起きた!
メンバーをモデルにした犯人当て小説「読んではいけない」の問題篇が披露された翌日、小説通りに湧き起こった濃霧のなかで、出題者は解決篇の原稿とともに消え去ってしまう。
偶然同じ施設に居あわせた「汎虚学研究会」の高校生たちも渦中に巻きこまれ、事件の謎に挑むことになるが、肝腎の探偵はやる気なく、誰彼なくおかしな夢を見るばかり――。
果たしてこの重構造の事件で問われているのは何か。そんな問いなどどこにもないのか。

ミステリ最大のタブーは快楽となり得るのか――
それともここにあるのは作家・竹本健治の終焉か!?

著者等紹介

竹本健治[タケモトケンジ]
1954年兵庫県生まれ。大学在学中にデビュー作『匣の中の失楽』を伝説の探偵小説専門誌「幻影城」に連載し、1978年に幻影城より刊行。日本のミステリ界に衝撃を与えた。以来、ミステリ・SF・ホラーと幅広く活躍し、ファンから熱狂的支持を受けている。また天才囲碁棋士・牧場智久を探偵役としたミステリ長編『涙香迷宮』で「このミステリーがすごい!」2017年版国内編第1位、第17回本格ミステリ大賞に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

97
汎虚学研究会シリーズ長編。これは変な「夢」なのか。キョガクの高校生4人組が参加したのは大学のミステリ同好会の推理行事「犯人あて」。作中作に対する推理合戦、現実と虚構のリンク、さらには唐突に意味深で生々しい夢(睡眠中の)が語られ、思考は錯綜していく。この物語の雰囲気はやはり好み。そして最後まで読み終えると思わず本の表紙をしげしげと眺めてしまった。さらに裏側を見て呆然から解き放たれ思わずニヤリと共に充足感が残った。作中作で感じた違和感やマサムネのミステリ論などが頭をよぎる。今作と共に前作も読むのがいいと思う。2020/07/18

雪紫

58
夢か現か(まさか、最終解決も?)。アンチミステリなら、もっと「失楽」的なものを望んでしまう自分がいる・・・。自分で歪だというのは全力で同意するけど。2021/03/11

かんらんしゃ🎡

45
★はんたーい!反対のはんたーい!反対の反対の反対!子供たちは果てしなく続ける。バカボンのパパも言うのだ。賛成の反対の反対なのだー★『これはミステリではない』ではない、そうではない。いやどっちだ。出だしは新本格派。でも読むにつれ不純なものが混じってくる。関係ない私的な来し方や、夢を挟んでの哲学。ミステリにとっては邪魔でしかない。単純な謎解きならオレの本を読むなと言われてるようだ。一つの事件より人間はもっとミステリアスだと。結局、よく判らず終いだけどバカボンのパパだって言っているのだ。「これでいいのだー」2020/08/21

rosetta

34
★★✮☆☆確かにこれは、証拠を精査し論理的に推理し真相に至ると言う形のミステリーではないな。何を求められているのかさえ見失う。差し挟まれる夢の話もなぜこの小説の中に置かれているのか意味も必要も分からない2020/10/13

ハスゴン

28
好みは分かれると思いますが、タイトルがどう言う意味かに惹かれて楽しめました。今年の収穫だと思う。余計な帯も付いていないのが逆に読もうと思うきっかけになりました。2020/09/26

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