感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
128
読友さんのレビューを拝見して、読みたくなった児童書です。この本の内容、ほんとうにいいなぁ。子供たちに仕事の楽しさを伝えることに成功しています。警官や消防士、パイロット、スーパーマンなどのヒーローじゃなくてもいい。普通の会社員もカッコいいと思わせてくれます。子供たちだけじゃありません。会社の偉いさんたちにも、会社組織運営の本質を見せてくれます。こんなに社員がやる気を持って働いているなんて、学ぶべきポイントがたくさんあります。赤木乳業、いい会社だなぁ.....2020/10/25
岡部敬史／おかべたかし
115
子供が関心のあるモノができるまでを取材して、それを児童小説に仕立てたという一冊。なるほど。こういうアプローチの企画はありだなあと勉強になりました。娘も面白かったと。アイデアですねー。秀作です。2020/10/13
ゆみねこ
75
岩貞るみこさん、初読み。人気のアイスキャンディー・ガリガリ君が出来るまで。ガリガリ君が大好きで赤城乳業に就職した新人・稲葉ナナミの奮闘記。大人も子供も楽しめる１冊。ガリガリ君、食べたい！2020/11/14
Nyah
54
赤城乳業は「あそびましょ」を合言葉に仕事を楽しんじゃえ！という会社。稲葉ナナミは幼い頃にガリガリ君に魅せられて以来小遣いをガリガリ君に捧げて生きてきて、ガリガリ君への愛を熱く語って入社した。そして希望通り商品開発部に入る。1年目は計量ばかりだったナナミは２年目にガリプロ会議に参加して、梅ジュース味をプレゼン。夏の期間限定味に選ばれたあと、限られた材料費の中、試行錯誤を繰り返し製品を作り上げる。材料確保や保管、工場、配送、店頭営業。多くの人が力を合わせて世に送り出す様が生き生きと描かれてます。食べたい😋2022/05/22
うまる
38
事実度90パーセントのお仕事もの。ガリガリ君好きだからめっちゃ面白かったです。ひとつのフレーバーを作って販売するだけでも、沢山の工程を経て、ようやく消費者が買う事ができるんだなぁと感心しました。そこは新作お菓子や食品も同じだと思うけど、赤城乳業はそれを子供のお財布にも優しい価格で提供しているのがホントに凄いと思います。 あの黒歴史フレーバー🍝の話も書かれていてフフッてなりました。2020/12/27
