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出版社内容情報
この世とあの世の境には、八百万の神々や彼らに仕える死霊たる神器、妖と呼ばれる魑魅魍魎が棲まい、人の世に係わっている。いたいけな女子中学生・壱岐ひよりが道ばたで出会ったのは、住所不定無職・自称「神」なジャージのひと。ガサツで気分屋でヘタレ、ろくに祈願も聞いてくれないが、誰も知る人のないこの神様、一つだけ能があった。此岸と彼岸とその狭間――世の有象無象すべてを、ぶった斬ること!!
「世界は美しく、守るに値するものだ」と、誰かこいつに言ってやれよ。/妖へと堕ちゆく雪音を取り込もうとする術師。禁忌を破り、導きゆく先は…!? ついに明かされる、「雪音」の生と死──
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミュポトワ@猫mode
51
ノラガミ 22巻目。なんか陰鬱な展開に…話が暗いよぉ…暗いというか、重たいのかもしれないけど。なんでこんなにまぜっかえすのかなぁ…みんな楽しく生きてればそれでいいじゃんとはいかないのが、辛いところですね。悪役にもそれなりな事情はあるのだろうけど、みんな楽しく平和にっていうのが世界のみんなの希望なんだから、それを壊す存在はやっぱり悪なんだよねぇ。自分が悪だと自覚しててもそれを止めない存在が悪役だけど、いなくなって欲しいなとか物語が成り立たなくなるようなことを考えてしまった。いつも巻末のおまけで救われてます…2021/12/15
レリナ
29
雪音が堕ちる。夜トと父様の争いは激化する。これは事実上の最終決戦。自らの命をかけた決戦。夜トは雪音との戦いを終わらせることができるのか。思ったより雪音の過去が重い。ノラガミはこういう残酷な運命を描くことが多いが、メインキャラの過去を見ると、心が折れかけるね。だからこそ、雪音には報われてほしい。雪音の生と死は残酷なものだったが、だからこそ父様にそれを利用されてほしくない。禁忌を侵して夜トと敵対して...このまま仲違いしたまま終わったら、それこそ後悔しか残らない。争いは何が起こるか分からない。次巻に期待。2020/06/23
なつみかん
22
夜卜と父様の直接対決までの助走なんだと思う〜ここからどうクライマックスに持ち込むのだろう?2020/06/20
雲母
15
電子版 夜卜に一線を引いた雪音。心境が複雑になっていく。刺しまくられる夜卜。それでも雪音に自分が悪いと。確かにちゃんと向き合っていたら。兆麻の事は仕方ないけど、何も知らされていない雪音には悔しさしかない。そして術師の思うままになってしまう雪音。辛い。2021/12/23
はとる
15
雪音が父様の所へ行ってしまった。雪音の生前の事が明かされてきて…ずっと気になってたけどやっぱり辛い感じで。救われる展開になりますように。2020/09/09