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内容説明
レポート、論文、報告書など、理系であっても文章を書く機会は多い。テーマは決まっていても、どう書けばいいのか…。じつは、少しのルールとコツさえつかめば、論理的で伝わる文章は誰にでも書ける。豊富な実例を題材に、一生使える文章術を指南する。
目次
第1章 読者
第2章 論理と接続
第3章 わかりやすい文章
第4章 パラグラフ・ライティング
第5章 科学ライティング
第6章 科学と社会の架け橋
著者等紹介
更科功[サラシナイサオ]
1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。民間企業を経て大学に戻り、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。専門は分子古生物学。東京大学総合研究博物館研究事業協力者、明治大学・立教大学兼任講師。2013年『化石の分子生物学―生命進化の謎を解く』で、第29回講談社科学出版賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めんま
16
論文やレポートなどの学術的な文章を書く上でのコツや気を付けることをまとめたもの。論理関係の示し方としての接続表現の使い分けや要点を初めに示すパラグラフ・ライティングのルールなど、実践的な内容を学べる。2021/05/28
いーたん
14
論理的で読みやすい文章のコツを、パラグラフ・ライティングという手法を中心に、多くの文例を交えて紹介。一つの文章をキーになる段落やキーになる主張文などによる組み立て方については、プレゼン資料の作成の参考にしようと思った。2020/08/30
あんどうれおん
4
今日から役立つ、という魅力的なサブタイトルに惹かれて購入。この種の指南書はどうしても故・木下是雄先生の名著『理科系の作文技術』と比較される事が避けられないように思いますが、私の知る限り、木下先生も自著の速効性をうたってはおられませんでしたから、本書の方が何かと忙しい現代の学生に優しい構成と言えるかもしれません。2020/06/27
やす
3
聞くは易し行うは難し。 適宜参照しながら書き進めていくようにしたい。2024/02/01
どうしよう
2
学生のウチに読んでおいてればなぁ、という内容。論理の構築のさせ方、本当にそれが成り立ってるかの確認、などなど。あまりに生物学に寄り過ぎると自分には難しかったけど、概ね出てくる例文も面白かった。2023/03/05