出版社内容情報
子どもたちに昆虫の世界の多様性、自然界の豊かな姿を伝えたいと企画されたのが、この「INSECT LAND」シリーズです。シリーズ第一作めは、ヒメボタルの男の子のアダムくん。はずかしがりやで、できたら目立ちたくないけれど、びっくりしたり、ドキドキしたりするとどうしてもおなかが光っちゃうんです……。そんなアダムくんがほしぞらパーティーで体験することとは?
昆虫たちの心あたたまるエピソードは、子どもたちの生きる力を育むヒントが隠されています。
文部科学省から「こどもの教育応援大使」を委嘱されている香川さんと、アニメーションアートディレクターとして注目を集める、フランス人アーティストのロマン・トマさんとの初めての昆虫絵本シリーズが始まります!
☆☆☆キャラクターになった昆虫たちの紹介コラムや、暗いところで光る蓄光印刷ページ(2ページ)も入ってお楽しみがいっぱいです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
157
香川 照之の初絵本ということで読みました。著者の昆虫愛が感じられる素敵な絵本です。もうすぐ蛍の季節、楽しみです。 https://www.youtube.com/watch?v=3txYqapXgBs2020/05/27
アキ
98
香川照之のINSECT LAND。昆虫たちの国インセクトランドで、はずかしがりやのホタルのアダムは、ドキドキするとおなかが光っちゃう。でも夜になると、森に他のホタルたちも一斉に光り、みんなにお礼を言われました。空には星空が広がって、アダムも嬉しくなりました。ホタルの光る仕組みは、ルシフェリンとルシフェラーゼという物質と酸素が反応して起こる現象だそうです。プロポーズのために光り交尾を行い、メスが産卵するとまもなく死んでしまいます。成虫の期間はたった1週間。さなぎの期間は約1年。ホタルの光の儚さを知りました。2022/01/07
どあら
41
図書館で借りて読了。絵もお話も可愛いかったです😊 絵本に登場する昆虫の紹介も良かった❢2021/05/23
yumiha
39
カマキリ先生こと香川照之の絵本。恥ずかしがり屋なのに、お腹の先が光ってしまうホタルのアダム。でも物事には、悪い面もあればいい面もあるのだ。2021/03/12
たーちゃん
33
香川照之さん作の絵本。ずっと気になっていてようやく借りてきました。光ってしまうことをコンプレックスに感じているホタルのアダムが可愛らしく、最後はとても素敵でした。最終ページに載っていた香川さんの写真を見て息子は「香川照之さんだ!」と言っていました。2021/09/08