講談社文庫<br> 文庫版 今昔百鬼拾遺 月 (文庫版)

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講談社文庫
文庫版 今昔百鬼拾遺 月 (文庫版)

  • 京極 夏彦【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 1106/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065190265
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

昭和29年春から夏にかけて続く怪事件。

「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」。七人目の被害者・片倉ハル子は自らの死を予見するような発言をしていた。ハル子の友人・呉美由紀から相談を受けた「稀譚月報」記者・中禅寺敦子は、怪奇と見える事件に不審を覚え解明に乗り出す。(「鬼」)

複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。3体目発見の報せを受けた科学雑誌「稀譚月報」の記者・中禅寺敦子は、薔薇十字探偵社の益田が調査中の模造宝石事件との関連を探るべく現地に向かった。第一発見者の女学生・呉美由紀、妖怪研究家・多々良勝五郎らと共に怪事件の謎に迫るが―。山奥を流れる、美しく澄んだ川で巻き起こった惨劇と悲劇の真相とは。(「河童」)

是枝美智栄は高尾山中で消息を絶った。約二箇月後、群馬県迦葉山で女性の遺体が発見される。遺体は何故か美智栄の衣服をまとっていた。この謎に旧弊な家に苦しめられてきた天津敏子の悲恋が重なり合い―。『稀譚月報』記者・中禅寺敦子が、篠村美弥子、呉美由紀とともに女性たちの失踪と死の連鎖に挑む。天狗、自らの傲慢を省みぬ者よ。憤怒と哀切が交錯するミステリ。(「天狗」)

解説 綿矢りさ

内容説明

昭和二十九年。三月に駒澤周辺で起きた連続通り魔事件を皮切りに、房総での連続水死、高尾山での登山客失踪と東京周辺で相次ぐ怪事件。「稀譚月報」記者の中禅寺敦子は、女学生・呉美由紀の相談を受け、事件解明に乗り出すことに。怪奇が残酷な真相に反転する稀譚小説。百鬼夜行シリーズ最新作。

著者等紹介

京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
1963年北海道生まれ。’94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。’96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞受賞。’97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、’04年『後巷説百物語』で直木賞、’11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。’16年遠野文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

88
とてもスカッとしながらも、ちょっと後ろめたい気持ちになり、考えされられた。 何を大切にしなければならないか、自分に出来ることは何かを考え、行動していきたい。2021/08/25

優希

58
文庫で再読です。『鬼』『河童』『天狗』の合本になりますが、京極さんはこの分厚さだよなと懐かしくなりました。2021/03/05

Richard Thornburg

46
感想:★★★★★  百鬼夜行シリーズのスピンオフ。  久々に京極センセのサイコロ本だと勇んで予約販売で手に入れたのですが、内容的には昨年に読んだ『鬼』『河童』『天狗』三部作の合冊版です。  でも1話ずつバラバラで読むよりは、一気読みするほうが京極ワールドにどっぷり浸れていいかも。  どれも再読ってことになるんで、かなりじっくり読み込めた気がするんですけど、一気読みしてみて個人的に一番よかったなと思うのは『河童』ですかね。  2020/09/27

白いワンコ

29
『鬼』から『ヒトごろし(上)・(下)』を経て『河童』『天狗』読了。いずれも凡そ二年半振りの再読だったものの、今回本来(?)の順で読めたことによる気づきが多数あった。百鬼夜行シリーズは作者の俯瞰感を見上げる感じが心地よいのだが、この連作は思想的にこれまでより降りてこられたような気がして、それがまた親しみやすさに変じている。『河童』冒頭の女学生談義はもっともっと長大だった記憶が…改められました2021/02/28

はやしま

29
自立する。これぞ京極作品w「鬼」:本作だけで40ページ近い加筆。内容もしっかり骨太になって本拠地講談社文庫らしさがある。「河童」:二度目もやはり”彼”に哀しさ・哀れを感じる終り方。磯部警部と益田の例の事件の時のことを確認したくて『絡新婦の理』を再読してしまった。「天狗」:こんな粗忽で愚かな動機があって良いものか。美弥子さん、いや美由紀同様憤ってしまう。敦子の調査力・分析力が磨かれ、美由紀もより相手に伝えられる言葉が出てきている気がした。分冊版では『天狗』、合本版では『河童』がお気に入り。2020/11/15

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