出版社内容情報
大学卒業後、「滴水古書堂」という古本屋でアルバイトを始めた「私」こと楠田由宇子。普通の古本屋かと思いきや、店が取り扱う商品は、普通の流通ではまずお目にかかれない奇妙なものばかり。しかも、店主の古戸時久に持ち込まれる依頼の数々のおかげで、一般常識ではおよそ考えられないような奇妙な事件に遭遇することになるのだった。
ある日、滴水古書堂に古戸の大学時代の同級生の乾という男がやってくる。歴史学者の乾は、ある遺跡を発掘中に見つけた不思議な金属の写真を古戸に見せ、この物体の正体と知りたいと相談を持ちかける。かくして古戸と由宇子は乾の遺跡発掘に同行することになるのだが……。人類の不思議な進化を巡る「時代の墓碑銘」など、全4編を収録。
内容説明
大学卒業直前に、横浜にある「滴水古書堂」という不思議な古本屋でアルバイトを始めた「私」こと楠田由宇子。友人が事故に遭い、その原因は、彼女が見る不思議な夢にあるようだ。その日から、由宇子も古書堂店主の古戸時久も「白い街」の夢を見るようになる。二人は古戸の知人で、オカルト情報サイトの運営者である藤安那とともに、同じ夢が原因と疑われる事件が多発しているという湘南に調査に赴くが…。表題作「眠れぬ人の夢」を含む全4編を収録。
著者等紹介
黒崎江治[クロサキコウジ]
神奈川県出身。2013年の冬ごろに小説を書きはじめ、2016年から本格的な長編の執筆をはじめる。『滴水古書堂の名状しがたき事件簿』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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