星海社新書
なぜオスカーはおもしろいのか?―受賞予想で100倍楽しむ「アカデミー賞」

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065185360
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0236

出版社内容情報

知的好奇心を刺激する「アカデミー賞」へようこそ!

「アカデミー賞」ーーその授賞式は万人を魅了してやまない極上のエンターテインメントショーであり、上質な映画作品との出会いに満ちた祭典。本書は、映画会社に23年間勤務しながらアカデミー賞の受賞予想をし続けてきた著者が、歴代の授賞式における心震える名スピーチや驚天動地のハプニングなど選りすぐりのエピソードを紹介しつつ、誰にでもできる受賞予想テクニックを余すことなく伝える一冊です。受賞作品を予想することによって、アカデミー賞独自の魅力はもちろん、受賞傾向から人種や性差別問題といった現在進行形のアメリカの社会情勢も透けて見えます。さあ、きらめく「超一流」の饗宴に酔いしれましょう。

ジェーン・スー太鼓判!
”「最も優れた作品が受賞するとは限らない」と彼女に教えてもらった衝撃は、いまだ忘れられません!”


(目次)*本書より抜粋

第1章  意外と知らないアカデミー賞の基礎知識

コラム1 毎年恒例! アカデミー賞発表日「メラニーの1日」

第2章 オスカー予想、虎の巻

第3章 オスカー受賞、その鍵は「配給会社」

コラム2 第91回アカデミー賞「メラニーの予想ドキュメント」

第4章 アカデミー賞は社会情勢を映す鏡

コラム3 第92回アカデミー賞授賞式目前! アカデミー会員試写に行ってきた

第5章 「超一流」が大集結! アカデミー賞授賞式は世界最高峰のエンターテインメントショー!

巻?末 アカデミー賞受賞一覧(第82回(2009年度)~第91回(2018年度)まで掲載)

内容説明

「アカデミー賞」―その授賞式は万人を魅了してやまない極上のエンターテインメントショーであり、上質な映画作品との出会いに満ちた祭典。本書は、映画会社に23年間勤務しながらアカデミー賞の受賞予想をし続けてきた著者が、歴代の授賞式における心震える名スピーチや驚天動地のハプニングなど選りすぐりのエピソードを紹介しつつ、誰にでもできる受賞予想テクニックを余すことなく伝える一冊です。受賞作品を予想することによって、アカデミー賞独自の魅力はもちろん、受賞傾向から人種や性差別問題といった現在進行形のアメリカの社会情勢も透けて見えます。さあ、きらめく「超一流」の饗宴に酔いしれましょう。

目次

第1章 意外と知らないアカデミー賞の基礎知識(アカデミー賞は誰が決めているのか?;アカデミー協会員が激増している理由 ほか)
第2章 オスカー予想、虎の巻(ノミネート数が少ないと作品賞を獲りにくい;作品賞を獲るには監督賞ノミネートがマスト!? ほか)
第3章 オスカー受賞、その鍵は「配給会社」(配給会社と製作会社、メジャースタジオと独立系;オスカー戦略はミラマックスが作った? ほか)
第4章 アカデミー賞は社会情勢を映す鏡(AMPASに吹いたダイバーシティの風;セクシュアルマイノリティを描くということ ほか)
第5章 「超一流」が大集結!アカデミー賞授賞式は世界最高峰のエンターテインメントショー!(「ドモアリガト、ミスター・ロボット」;アンナ・パキンとキャシー・ベイツ ほか)

著者等紹介

メラニー[メラニー]
アカデミー賞ウォッチャー。映画会社に23年間勤務しながら、1989年から30年に渡りアカデミー賞を見続けている会社員。アカデミー賞受賞予想がライフワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

64
AMPAS会員制度や選定基準・方法など、アカデミー賞の基礎知識を踏まえた上でのバックラッシュやオスカーキャンペーンなどの”泥臭さ”。加えて、「非王道感のアメコミ?!」という失礼千万な先入観。とは言え、良くも悪くもアカデミー賞は、もれなくUS文化の一端。映画界への貢献はいうまでもなく、『編集賞』の件は特に印象的。もう1点挙げるとすると『社会情勢』の件。LGBTQ/#MeTooなど、政治スタンスを明確にするのも日米の差異でもある。『あとがき』を含め、予想を楽しむ著者の姿勢に滲む映画愛。勇気とエネルギー、同感。2020/04/01

スター

44
 著者はゴールデングローブ賞でグリーンブックやオデッセイがコメディ・ミュージカル部門を受賞した事に違和感あるような事を書いてるが、中公新書の川本三郎著「アカデミー賞」では米国では日本人が考えるよりコメディを広くとらえてる事に言及してる。  メラニー氏は出版にあたり過去のアカデミー賞に関連本を読まなかったのか? コメディとミュージカルが一緒に分類されるのが謎とも書いてるが理由があるはずで、調べたり詳しい人に聞けなかったのか。  アカデミー賞の色々な側面を知れる反面、勉強不足な部分があり残念。2020/02/26

つーこ

28
毎年華やかに行われるアカデミー賞の歴史や裏側の話、とっても面白かった。いつもはダラダラとしたスピーチが億劫でダイジェストを観ているが、今年は最初から観てみようかな〜♪2020/02/09

kei-zu

15
TBSラジオ「アトロク」で、著者によるアカデミー賞の予測は楽しく聞いていました。本書は、改めてその内容を解説します。時代の変遷による賞の性格の変化(その過程には、かの「mee too」運動もある)め興味深い。本書、書店で気になりながらも購入せずにいたところ、旅行先で訪れた古書店で見つけました。「追いかけてくる」本にハズレなし。2024/10/12

Eimi

9
オスカーの受賞予想をライフワークにするメラニーさんの本。オスカーの前哨戦である各映画祭や俳優協会などのギルド別の賞レースの結果をもとに、オスカーの受賞予想をする。彼女が実践する予想のテクニカルな方法を書きつつ、オスカー自体の面白さや豊かな多様性を説明する。映画好きだった少女が夢を抱き続け、映画会社に入社し仕事で憧れの俳優にあったり、本を執筆するまでになった等、夢を心に願い続けることのパワーについて書いたあとがきの内容にはとても心を打たれた。2020/10/05

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