- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社ブルーバックス
内容説明
偏微分方程式への偏見がなくなる画期的な入門書!身近な現象から偏微分方程式をつくり、解いて、味わう。数式のもつ物理的な意味がみるみるイメージできるようになり、読み終わる頃には「使える」ようになる。研究開発の現場で偏微分を使いこなしてきた著者が、ユーモラスにていねいに解説。
目次
プロローグ ちっとも変じゃない偏微分方程式
第1章 準備に時間がかかる偏微分方程式(偏微分方程式をたてるモチベーション;偏微分方程式をつくる基本原理 ほか)
第2章 つくるのがおもしろい偏微分方程式(「○○な△△に、突然、□□」現象;単純化して本質を抽き出すモデリング ほか)
第3章 つくるのがたいへんな偏微分方程式(「消」がゼロでない収支式;直角座標での収支の一般式 ほか)
第4章 ふしぎに解けていく偏微分方程式(偏微分方程式の解法の分類;ラプラス変換表をつくる ほか)
第5章 解をグラフで味わう偏微分方程式(プリンカラメルのしみ込み;キュウリとスイカの冷やし ほか)
べんりな付録
著者等紹介
斎藤恭一[サイトウキョウイチ]
1953年、埼玉県生まれ。1977年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。1982年東京大学大学院化学工学専攻博士課程修了。東京大学工学部化学工学科助教授、千葉大学工学部共生応用化学科教授を経て、早稲田大学理工学術院客員教授。社会に役立つ(例えば、超純水を製造する、タンパク質を精製する)高分子材料の研究開発を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。