出版社内容情報
MARO[マロ]
著・文・その他
LEON[レオン]
著・文・その他
内容説明
この本では、聖書の人物に焦点をあてました。聖書のストーリーは巨大な織物のようなもので、神様という不動の縦糸があって、そこに横糸の人間が織りあわされることで、色彩豊かな世界が成立しているんです。そして、神様にとって人間ほど愛おしい存在って他にないんです。
目次
1 イエス様の行動ハイライト
2 聖書いろいろナンバーワン
3 名画に描かれた聖書
4 預言者列伝
5 ある日の「聖人日記」
6 聖書の意外な真実
7 聖書と法律
著者等紹介
MARO[MARO]
東京都世田谷区駒沢にあるメソジスト系単立教会、上馬キリスト教会の一般教会員。教会Twitterアカウントの「まじめ担当」。1979年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科倫理学専攻卒。専門は宗教倫理学。バークリー音楽大学CWP卒(Professional Diploma)。現在は宗教法人専門の行政書士としてキリスト教会をはじめ、お寺や神社の法務サポートを行いつつ、異宗教間コミュニケーションについての研究や実践も行っている
LEON[LEON]
教会Twitterアカウントの「ふざけ担当」。早稲田大学スポーツ科学研究科修士課程修了。スポーツ業界を中心とした翻訳・通訳者、某外資系企業のメディア業務、コンサルティング業務を経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
100
ノンクリスチャンであっても聖書の知識はあった方が良いと思う。聖書の難しいところは登場人物が多すぎて読み進めると、誰と誰がどういう関係(親子兄弟・親戚・姻戚・夫婦)なのか分からなくなる。その点「ゆるい聖書」ではアダムとイブから始まりどのようにイエス・キリストまで連なるのか簡略した家系図が示されている。今まで旧約聖書と新約聖書とどういうつながりがあるのかよく分からんかったけど、図で示されると人物関係の理解が進んだ。聖書の解釈は数え切れないくらいあると思うが、最初のとっかかりとしてはいいのではないでしょうか。2019/12/28
trazom
47
昨年読んだ「上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門」は、書いている人だけが楽しんでいるようで、私は、ちっとも面白くなかった。キリスト教にとって大切な部分を茶化し、はぐらかすような印象があって、これでは「世界一ゆるい」ではなくて「世界一ずるい」聖書入門だと感じたものだ。でも、今回の続編は、聖書の人物に焦点を当て、それぞれの本質を描くことを通じて、キリスト教の大切な考え方に迫っている。表現は「ゆるい」けれど、信仰の支えを感じる。「二匹目のドジョウ」を狙った出版は、大抵尻すぼみになるが、これは二匹目の方がいい。2020/03/02
Nat
41
図書館本。聖書の内容を楽しく理解できる本。わかりやすくて良かったが、名画に描かれた聖書で、名画がカラーでなかったことが残念。2022/08/15
タルシル📖ヨムノスキー
24
後書きにもあったが、今回は聖書に登場する人物に焦点を当てている。とにかくわかりやすさととっつきやすさがこの本のウリなので、多少誇張されているのかもしれないが、全くの素人にとってはコレくらいの方がいいかも。ただ真面目に一生懸命、全てを捧げて信仰している人からしたら「ふざけるな!」って怒られそうな気もするが。クリスチャンではないけどキリスト教系の施設で働いている人ってたくさんいると思うので、そういう人たちがキリスト教についてざっくり抑えておくための、それこそバイブルとして、前作も合わせて活用したらいいと思う。2020/10/10
かおりんご
19
前作が面白かったので、こちらも読む。最初に書かれているように、聖書を読むきっかけにはなりそう。解釈の仕方が、カトリックとはちょっと違う気がしたけど、楽しく読めたからモーマンタイ。2020/08/08