内容説明
「○○座生まれのあなたは…」―日常の中で誰もが触れる「星占い」。その起源には、紀元前一〇世紀頃、現在のバグダッド南方に位置するバビロニアで生まれた占星術がある。ギリシャ世界に流入し、プトレマイオスという巨人を通してヨーロッパに広まった占星術は、いかなる道をたどり、発展してきたのか?壮大な歴史絵巻!
目次
1 カルデアの知恵
2 ギリシャ人の科学
3 ホロスコープの技術
4 「占星社会」ローマ
5 ルネサンスの大論争
6 近代科学からの脱落
7 現代を生きる占星術
著者等紹介
中山茂[ナカヤマシゲル]
1928‐2014年。科学史家。東京大学助教授を経て、神奈川大学名誉教授。西洋のみならず日本や中国の科学・科学技術史や大学史など、広範な領域で功績を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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