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出版社内容情報
東洋大学の創立者・井上円了は、その成し遂げた功績に対し、一般からの知名度が決して高いとはいえない状況にあります。
そこで、2019年に没後100周年を迎えることをきっかけに、井上円了を、日本の近代化に貢献し、現代にも大きな影響を残している歴史上の「偉人」としてあらためて認識するための、決定版入門書が登場しました。
従来の学術的業績をまとめた冊子や教科書的な制作物とは異なり、誰でも楽しく読めるようにするため、『水木しげる漫画大全集』所収の長編作品「不思議庵主 井上円了」を完全再録。カラーページでは井上円了ゆかりの地や品々をたっぷりと紹介し、井上円了の多角的な実像に迫る対談および書き下ろし論考も収録するなど、興味深い読み物も満載です。
目次
我すきは豆腐味噌汁香のもの―井上円了の名刺
「哲学館将来ノ目的」―井上円了略年譜
鼎談「人間らしく生きていくのにふさわしい、豊かな社会」へ―人材育成の根本と、井上円了の教育理念
井上円了ゆかりの地を旅する―現代に残る円了の軌跡 東京編
対談 「妖怪学」の意味と意義―井上円了と妖怪
対談 “活動”する哲学者―哲学者としての井上円了
対談 大切なのは、真理の探究―仏教と井上円了
漫画で読む、井上円了の生涯 神秘家列伝不思議庵主井上円了(漫画 水木しげる)
寄稿 私たちの目の前にある自然そのもの―井上円了の妖怪学講義
寄稿 宇宙的真理を追究する旅―井上円了の世界旅行
井上円了ゆかりの地を旅する―現代に残る円了の軌跡 新潟編
「無官無位非僧非俗妖怪道人円了」―井上円了コレクション
「年五十を過ぎて運命に順応する」―井上円了の最期
国家を護する、真理を愛するということ―井上円了、その人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イトノコ
ヒラP@ehon.gohon
大臣ぐサン
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