講談社タイガ<br> 紅蓮館の殺人

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講談社タイガ
紅蓮館の殺人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065168196
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

山中に隠棲した文豪に会うため、高松の合宿をぬけ出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。これは事故か、殺人か。葛城は真相を推理しようとするが、住人と他の避難者は脱出を優先するべきだと語り―。タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。

著者等紹介

阿津川辰海[アツカワタツミ]
1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「KAPPA‐TWO」により『名探偵は嘘をつかない』(光文社)でデビュー。翌年に同社より『星詠師の記憶』を送り出す。それぞれ「本格ミステリ・ベスト10」の国内部門で2018年に3位、2019年に6位に選ばれるなど、緻密な論理のアクロバットで高い評価を受ける気鋭の書き手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

713
色々な方のレビューを拝見して気になった一冊。そして何気に初タイガ。どこがどうとは指摘しづらいが、なぜか読みづらくて館の内部状況が頭に入ってこない。詰将棋のような緻密な推理も披露されて光るものがあるかと思いきや、ずいぶんとんでもない偶然が重なって事件がややこしくなったのね…と白けてしまうところもある。財田家と爪に関連性を持たせようと思えば出来たのに、それをしなかったことで散漫になってしまった。”名探偵とは”みたいな厨二発言が溢れすぎていて、逆に名探偵とは思えないというパラドックスも生まれている。2019/10/06

starbro

561
先日の「透明人間は密室に潜む」に続いて、阿津川 辰海, 2作目です。今回は長編、リーダビリティがあって面白いんですが、読者は誰もこの展開を推理出来ないのではないでしょうか? 本作も2019年のミステリランキングの上位にランクインしています。 探偵とは職業でなく、探偵に生まれつくもののようです(笑) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003240752021/01/21

パトラッシュ

442
本格ミステリを志す者にとって、人界から隔絶した謎の館で起きた殺人事件の謎解きは最高の舞台にして最強の難関だ。著者は25歳にしてクイーンの『シャム双子の謎』の設定を本歌取りして挑んだのみならず、長編数本分の素材をぶち込んだ謎を提示する。その意気や良しだが、年長者にも重い人の欲望や痛みに起因するドラマに対峙するのが高校生探偵というのはさすがにどうか。彼をサポートする元探偵が謎を暴くことの罪深さを教える役割を担うが、このため最後には一応すべての謎が解明されてもカタルシスは皆無だ。面白いが意気込みが空回りしたか。2021/03/17

へくとぱすかる

439
山火事の迫る館で起こる殺人という、クイーンの「シャム双子の謎」と同じ舞台装置。そして大先輩に負けない作品。まちがいなく名作だ。ラストまでの論理が実に鮮やかで、謎解きには感服してしまうが、それ以上のトリックが途中で明かされたときは、「えええーっ!」となってしまった。ミステリでこれほど驚いたのは久しぶりのことで、それだけでも読む価値がある! 作中での「探偵」の役割についての議論は、今まで読んだ作品中でもベスト。後期クイーン問題への取り組みの努力の跡が見えるようだ。それでも探偵は叫ぶしかないのだが、そこが小説。2019/10/19

ナルピーチ

372
高校生探偵が合宿を抜け出し向かった先は山奥に住まうとある文豪の館。道中で落雷が発生し山火事に発展。その館に避難するが、そこにはとんでもない事件が待ち受けていた。山火事による脱出までの時間制限×クローズドサークルによる殺人事件。そして探偵vs探偵vs犯罪者による推理合戦と色んな要素盛り沢山なのだが、ごめんなさい😅どうにも合わなかった。何か詰め込み過ぎてる感があってポイントを何処に起きたいのかが解らなかった。特に小出さんは何故にあのキャラ設定にする必要があったのだろうか。これが一番の謎?!次作に期待!2021/03/07

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