出版社内容情報
下から見ることで初めてわかる、ジャンクションの構造を写真つきで解説。複雑怪奇な構造には、驚きの技術がつまっていた!
内容説明
高速道路に欠かせない「ジャンクション」と「橋梁」にスポットを当て、構造と歴史、技術的観点から、その魅力を解説。道路を支える構造物の知られざる謎に迫る。
目次
巻頭グラビア(ジャンクションの魅力とは?;橋梁コレクション)
1 ジャンクション大解剖(ジャンクション鑑賞の基礎知識;西新宿ジャンクション(首都高速4号新宿線×中央環状線)
箱崎ジャンクション(首都高速6号向島線×9号深川線)
阿波座ジャンクション(阪神高速16号大阪港線×3号神戸線)
天保山ジャンクション(阪神高速4号湾岸線×5号湾岸線×16号大阪港線) ほか)
2 橋梁大図鑑(橋梁鑑賞の基礎知識1 用途と形式;橋梁鑑賞の基礎知識2 各部の名称;港大橋(阪神高速16号大阪港線、4号湾岸線、5号湾岸線)
関門橋(関門自動車道)
レインボーブリッジ(首都高速11号台場線) ほか)
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
137
河川の遊歩道を走って、橋の下をくぐって行くのが好きです。隅田川・鴨川がお気に入りです。この本は、高速道路のジャンクションと橋梁を紹介してます。すっごいマニアックです。ジャンクション観賞時の6要素:立体交差、分岐点、橋脚、曲線、パーツ・付属品、背景。とかに、なるほどと思えるか、引いてしまうか。僕は掲載されている写真に機能美を感じますし、「このクロソイド曲線は素晴らしいネ」とか「これは典型的なラーメン橋だな」とか、エセ評論家気取りになっちゃいそうです。2019/10/14
ニョンブーチョッパー
16
★★★★☆ 少し足りないくらいの程よい分量。写真多めで、構造の解説もあり、説明の文章もそれほど文字数が多くないのでとても読みやすい。高速道路会社が監修についている強みが活かされている。「ジャンクション空撮5選」(三郷、東大阪、垂水、鳥栖、美女木)は萌える。真上からの写真と形状図がある「ジャンクションの形状」紹介はワクワクする。箱崎ジャンクションがすごいのは知っていたけれど、阿波座ジャンクション、天保山ジャンクションにも圧倒された。紹介されているジャンクションに、本書を持参して現地で見てみたい。2020/12/24
魚京童!
11
人が作ったものに対して、あまり関心がない。面白いとも思わない。なぜだろうか。均された世界だからだろうか。統一化されているからだろうか。世界がそのままあるのでなく、つくりものだからだろうか。つくりものの何が悪いのだろうか。気に食わないのだろうか。そのあたりがわからない。何が問題なのだろうか。2024/04/13
MioCastello
9
実はジャンクションに無性に惹かれる。何故か?それはその姿が私が幼い頃夢中で読み耽った子供図鑑に描かれていた未来の風景そのものだからだ。図鑑に描かれた高層ビルの合間を縫うように通された筒形の道路を走る空飛ぶ車とジャンクションは、ド田舎育ちの少年の憧憬を掻き立て今でも克明に脳裏に刻まれている。ジャンクションを走る度に興奮するのはきっと幼少時の強烈な思いが無意識に呼び起こされているからとしか思えないのだ。他にも団地や工場、ダム、等々マニアック好きな方々がいるらしいが案外理由は私と同じなのではないだろうか。2021/01/24
かち
9
ジャンクションとは、言うなれば 高速道路の交差点 圧倒的な迫力 静寂とした躯体… 🔷全国のジャンクションの写真と その構造を分かりやすく説明 高速道路を支える橋脚 橋の用途と形式 ジャンクションの形状 …眺めているだけで楽しいw2020/04/13