出版社内容情報
人間は自分たちだけで文明への階梯を上がって来たのではない。
一万五〇〇〇年前、東南アジアいずれかの川辺での犬との共生。
ニッチを見出す途上にあったお互いの視線の重なりが、
弱点を補完し合い、交流を促し、文明と心の誕生を準備した。
オオカミは人間を振り返らないが、犬は振り返る。
人間は幻想や感情で判断するが、犬は論理的に判断する。
犬は人の言葉を理解し、人の心を読み、人の窮地を救う――
人間と犬、運命共同体としての関係の特異性と起源を探る。
内容説明
人間は自分たちだけで文明への階梯を上がって来たのではない。一万五〇〇〇年前、東南アジアの川辺での犬との共生の始まり。ニッチを見出す途上にあったお互いの視線の重なりが、弱点を補完し合い、交流を促し、文明と心の誕生を準備した。オオカミは人間を振りかえらないが、犬は振りかえる。人間は幻想や感情で判断するが、犬は論理的に判断する。犬は人の言葉を理解し、人の心を読み、人の窮地を救う―。人間と犬、運命共同体としての関係の特異性と起源を探る。
目次
序章 イノシシ猟の衝撃―二〇一一年二月二三日
第1章 犬への進化
第2章 イヌ、ヒトに会う
第3章 犬の力
第4章 「ことば」はどのように生まれたか
第5章 こんなことが信じられるか?
著者等紹介
島泰三[シマタイゾウ]
1946年生まれ。東京大学理学部人類学教室卒業。日本野生生物研究センター主任研究員、ニホンザルの生息地保護管理調査団主任調査員などを経て、現在、日本アイアイ・ファンド代表。理学博士。アイアイの保護活動への貢献によりマダガスカル国第五等勲位「シュバリエ」を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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